2010-01-01から1年間の記事一覧
今年は僕自身にとっても大きな変化の年だった。9月に末に会社を辞め、この12月に自分の会社を設立した。当初から予定していたわけではないが、近い将来、似たような環境で仕事をするとは思っていたのでそれほど抵抗は無かった(不安が無いのとは違うけど)。…
"ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟" (マイケル ルイス) 今年読んだ本の中での指折りの一冊だった。誰にでも同じ感動を与えるかどうかは別にして、僕にとってはたまたま興味深く、そして考えさせられる物語だった。 1990年頃まで、今とは違ってか…
"日曜日のピッチ 父と子のフットボール物語" (ジム・ホワイト) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 かつて出張でUKに行き、取引先のメンバーと一緒に夜のパブでサッカー観戦した時に『これじゃいつまでたっても日本は勝てないな』と痛感した。…
またまたマクドナルドが新たなチャレンジ『宅配サービス』に挑む姿勢を打ち出した。過去にブログでも何回かマクドナルドのトピックは書いているけど、この新しいサービスに対する可能性と課題を考えてみたい。 まず可能性という部分を考えてみると、2010年は…
"ニッポン泥棒〈上〉 (文春文庫)" (大沢 在昌) "ニッポン泥棒 下 (2) (文春文庫 お 32-6)" (大沢 在昌) この作品も単行本で一度読んでいる作品なので5年ぶりに再会したことになる。コンピュータやハッキングを題材としたSFタッチな作品だが、今読んでみても…
"亡命者 ザ・ジョーカー (講談社文庫)" (大沢 在昌) 『ジョーカー』100万の着手金で危険を顧みずトラブルを解決するプロフェッショナル。六本木のバーを事務所代わりにして仕事を受ける。黒社会の幹部であればその名は知られ、駆け出しには無名、それがプロ…
"氷の世界―シナリオ集〈3〉 (幻冬舎文庫)" (野沢 尚) 『氷の世界』の後半はシナリオ集と対比させながらドラマを見てみた。シナリオといっても台本とは違うのでセリフは微妙に違う。そして、セリフの前に書かれたカッコ書きの部分が重要な役割を果たしている…
"実践! 多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21)" (成毛 眞) この本はいつもお世話になっている『本が好き!』のレビューを見て買ったんだと思う(またいつものように買ってから暫く熟成させていた)。速読術をはじめ、本の読み方について…
10年前は複数のデバイス間でデータが同期できることに価値があった。PalmとPCの間で同期するIntelliSyncは必須のソフトウェアだった。ちょうどその頃、僕はfusionOneという会社にいて、インターネット経由でデータを同期する(今風でいうと、クラウドを利用…
"カビを防いで快適生活" (吉田 政司) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 そろそろ年末の大掃除の計画を考えている人も多い頃だろう。普段、手を入れられない場所を入念に掃除をしたい、と考えているはず。中でも浴室のカビ対策などは普段から…
12月1日に登記申請した会社は無事に登記完了。再度法務局に出向いて、印鑑登録カードの申請と履歴全部証明書(登記簿)と印鑑証明を取得。おおよそ2週間ぐらいで完了した計算になる。何度か自分で動かないといけない部分はあるにしろ、意外と短い時間で設立…
娘が学校でそろばんの授業があるってことで、実家に電話して僕が小学校の時に使っていたそろばんを送ってもらった。このそろばんを買ったのは娘と同じ小学校3年生の時だったので、35年前の代物。若干、珠の滑り悪くなっている感じだけど今でも普通に使える。…
今日から12月。一年はほんとにあっという間ですね。 今日、法務局に会社の登記申請に行ったんだけど30秒で終わっちゃったんだよね。『えっ?』って感じで、『これだけですか?』って聞いたら『問題があるようであれば電話で連絡を入れますから・・・』とまる…
昨日は公証役場で定款認証を受けてきた。法務局に登記申請を出す前の最初のステップ。自宅を本店にしているので管轄は府中になる。この辺は公の手続きをする場所がほとんど府中なんだよね。ハローワークも府中だから最近の府中訪問頻度はメチャメチャ高い。 …
"魔物(上) (角川文庫)" (大沢 在昌) "魔物(下) (角川文庫)" (大沢 在昌) 『魔物』というタイトルはなんとも古風というか、普段使わない言葉だからこそ不安を感じさせる響きがある。単行本は2007年11月に出ているので、3年経過しての文庫化は標準的なスケ…
この間の続きで、まずは印鑑の話。 印鑑というと『開運』とか『縁起』とは何となく胡散臭さが付きまとう類のものだけど手続き上必要なものなので必ず用意しなければならない。実際、どのタイミングで必要かと言えば、会社を実際に登記する時に必要なので、定…
"VICE-ヴァイス- 孤独な予言者" (酒井 日香) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 TVはもちろん新聞や雑誌、ネットも含めて外せないコンテンツは『占い』だろう。朝の情報番組からJRのトレインチャンネルまで巷には占いが溢れている。そして新宿…
この間レビューを書いた湊かなえさんの『往復書簡』を題材とした読書会に参加した。主催はいつもお世話になっている『本が好き!』で、今回はオフィスでの読書会だったのでそちらも楽しみにしていた。読書会そのものは前の会社でもやったことがあったけど、…
『プロモーションの最適化』 マーケター+ジャズ・シンガー はせれいのブログは楽しんで読ませてもらっているんだけど、ちょっと相乗りして考えてみたい。折込チラシはその元となる新聞が何かで反応が違う、という結果なんだけど、『そうだろうな』という部…
"往復書簡" (湊 かなえ) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 『告白』で大きな話題になり、以降の創作活動にプレッシャーがかかる中、この『往復書簡』は全くそれらを感じさせず、そして新しいアプローチで期待を裏切ってくれた。多くの人が『…
iPhoneを手に持って、バッグにiPadを入れ、たくさんのアプリを使いながらもリアルなペンは欠かせない。特にアイデア出しやラフなイメージを描きたい時にはボールペンでもなく、万年筆でもなく、芯にある程度の太さがあるペンがいい。別に絵心があるわけじゃ…
いよいよ会社を作る準備を始めた。随分と前から考えていてはいたんだけど、肝心の『社名』がなかなか思い浮かばず全然進んでいなかった。当たり前だけど社名が決まらないと何も手続きができないんだよね。 まあ初めての手続きなので「何をしなければいけない…
"正義を測れ (光文社文庫)" (小杉 健治) 本書は過去に単行本を読んでいるので読むのは2回目になる(なぜかブログには残していない)。電車の中でiPhoneにてニュースを読んでいる時に『土地家屋調査士』という言葉を見つけ、「そういえば過去に読んだな」とい…
先日の倉園さんのワークショップに刺激を受けて、早速自分の『Evernote』と『Dropbox』の整理に着手した。最初は何も考えずにあれこれ動かしてみたものの、何となくイメージが湧いてきて方向性が見えてきた。それは『ルールを設ける』こと。 まずは倉園さん…
"マイレージ、マイライフ [DVD]" (ジェイソン・ライトマン) この映画は映画館で見れば良かった、それぐらい素晴らしい作品だ。邦題を除いては。 ストーリーもいいが、何よりも光っているのはジョージ・クルーニーの演技だ。真剣な顔をしてのスピーチ、すべて…
楽しみにしていた倉園さんの『「iPhone×iPadクリエイティブ仕事術」実践ワークショップ』がアップルストア銀座で開催され、参加してきました。以前に倉園さんの同タイトルの本を読んだ感想をこのブログに書いたけど、ワークショップの中では相当バージョンア…
"氷の世界DVD BOX" (ポニーキャニオン) 僕はこのドラマをオンタイムで観たことがほとんどない。全くないわけじゃないけど、ストーリーが分かるほどは観ていない。そして、手元には『シナリオ集III 氷の世界』の初版本があり、これを読んで何度も全ストーリー…
3日の日は娘が全国統一模試なるものを受けたので、家に帰ってきた娘に問題を見せてもらい、算数だけ解いてみた(さすがに小三の算数は僕でも解けます)。これが意外と良い問題というかよく考えられている問題で、ひとりで感心していた。 まず一つは下記のよ…
昨日の続きで、今度はヨドバシカメラのポイントカード。 家電量販店は随分と昔は『さくらや』を好んで使っていたけど、『さくらや』が何となく低迷し出してからはずっとヨドバシカメラでいろいろなものを買っていた。新宿にまとまってある、という利便性と常…
いろいろなお店が採用しているポイントカードやクーポンには果たして顧客グリップ力があるか。正直にいえば、『ある』といっていいと思う。これから僕のケースで話をしたい。 docomoのガラケーをやめてiPhone2台(1台はJBしてdocomoのSIMを利用している)に…