2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シチュエーションで感じるものが違う 『読むだけでたくさん「奇跡」が起こる本』 吉元由美

"読むだけでたくさん「奇跡」が起こる本 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)" (吉元 由美) 僕の中で吉元由美は作家というよりも作詞家、特に杏里とのコンビネーションが一番だと思っている。彼女の詞は単純じゃなく、いろいろなイメージが想像できる。…

専門性のパラダイムシフト

ちょっと前からメガネのフレームが若干歪んでいたので平日もコンタクトで過ごしていたんだけど、近所に『眼鏡市場』ができたこともあって試しに新しいメガネを作ることにした。この『眼鏡市場』に限らず、最近はメガネのディスカウントチェーンがいろいろ出…

メディアの価値と編集

デパートで驚いたこと 先日、女性雑誌に載っていた服が欲しくなり、取扱店として名前が掲載されていた東京・銀座のデパートへ出かけた。それまで私は、雑誌に取り上げられた服は買わない主義であった。モデルが着ていたのを自分が着ればがっかりするのは目に…

やさしそうに見えて実は相当難しい文章 『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ

"イニシエーション・ラブ (文春文庫)" (乾 くるみ) 乾くるみをGoogleで検索するとこの『イニシエーション・ラブ』の・・・という説明ばかりだったので、先に『イニシエーション・ラブ』を読むことにした。やっぱり、こういう順番って大事だよね。 さて、誰に…

相手のことをイメージして準備する、ということ

本当に久しぶりに大先輩の伊藤さんとゆっくり話をすることができた。たしか僕よりも25歳年上だから本当に大先輩なんだけど、年齢差を感じさせずに付き合ってくれるところに懐の深さを感じる。ちょうど僕がいる会社も随分と人数が増え、個人商店の集まりから…

冷静な目でiPadを見てみると・・・

そろそろiPadの感想でも書いて見よう。 64GB Wi-Fiモデルはそもそも映画などのDVDをベッドの上でMacBookを使って見ることをiPadに置き換えたかった、というのが一番の理由。普段はTVの画面でDVDを見ることがほとんどなく(子供たちがポケモンやウルトラマン…

復讐の連鎖を断ち切る 『求愛』 柴田よしき

"求愛 (徳間文庫)" (柴田 よしき) 私立探偵の友人や知り合いがいないので本当のことは分からないが、小説の世界ではなく現実の探偵業というのはこの作品に出てくるようなことがほとんどなのかも知れない。そういう意味では作品を楽しむ、という本来のテーマ…

プライドってなんだろう 『Kの日々』 大沢在昌

"Kの日々 (双葉文庫)" (大沢 在昌) 大沢氏は原稿を手書きで書いているので主人公の名前の画数が多いと結構大変だ、という話をインタビュー記事か講演で聞いた(読んだ)ことがある。ちょうどその時期に執筆していたのがこの『Kの日々』で、主人公の『木』は…

悪魔のような作品かも知れない 『ダーティ・ワーク』 絲山秋子

"ダーティ・ワーク (集英社文庫) (集英社文庫 い 66-1)" (絲山 秋子) 絲山秋子氏の作品はこれが初めて。何で買ったんだろう、と今でもきっかけが思い出せない。装丁でもなく、帯買いでもない、でも無意識の中で手にとってレジに並んだわけである。読み終わっ…

タッチノイズの処理をしたらもっといいのに フィリップス『SHE9750』

"PHILIPS インイヤーヘッドフォン SHE9750/98" (Philips) これまでiPhoneでの音楽鑑賞にはオーディオテクニカのATH-CK9を使ってましたが(まあ、今でも使っているんだけど)、フィリップスのヘッドホンの評判が良さげだったので普段使い用として購入してみま…

『品』を感じる藤原伊織の最後の作品 『名残り火 てのひらの闇II』 藤原伊織

"名残り火―てのひらの闇〈2〉 (文春文庫)" (藤原 伊織) 『文章の品格』というものがあるならば、藤原伊織の文章はまさに別格の域である。豊富な語彙や多様な言い回しができる、ということではなく、登場人物を色付けする言葉遣いには知識だけではなく、経験…

夜中のクルマの中でかけながら海に向かおうか 『GOLDEN☆BEST REBECCA』 REBECCA

"GOLDEN☆BEST REBECCA" (REBECCA) REBECCAの記憶・・・クルマのオーディオ、夜、海。当時はレコードからカセットテープにダビングしてクルマの中で聴いていた時間が多かった気がする。初期の頃を考えると四半世紀も前なんだね。当時でもウォークマンはみんな…

人それぞれの多摩川の楽しみ方

今日も天気が良かったので多摩川サイクリングロードを走ってみた。ちょっと風が強かったので自転車にはちょっと大変だったけど湿気も少なく、気持ちよく走れる数少ない一日だった。スピードを意識せずに、なるべく周りの景色を見ながら走るのは新しい発見が…

『僕、自転車で井の頭公園まで行けたよ』小さな目標の積み重ね

今日は早起きしたこともあり、智晴と自転車でお出かけすることにした(藍音は学校だったので)。天気も良かったので、ちょっと距離があるけど井の頭公園まで自転車で行くことにチャレンジ。うちから井の頭公園までは約8kmぐらい、行きは登り坂がいくつかあり…

AmazonのiPhoneアプリの『フォト検索』ってどうなの?

実際に実験をしたのはmixbeatの合宿の時。 iPhoneにAmazonのアプリを入れてWebから入力してカートに入れた情報と連動して、ちょっと感動(データは共通なので当たり前なんだけど)。僕の場合、レコメンドで買うことがないし、プライム会員なので気になったも…

この本を読んでも自信はつくれない 『一生折れない自信のつくり方』 青木仁志

"一生折れない自信のつくり方" (青木仁志) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 正直言って期待値ほどじゃなかった。決して内容が良くない訳じゃなく、この本を手にするだろうって人をイメージすると具体的じゃないのであまり意味がないかも知れ…

2nd_mixbeat 聞き手からメッセージ その3

残りの2人は2日目のプレゼン。前日の夜も自己リハをしているのを知っているし、慌ただしい中だったけど意識を集中してスタート。 トモは『べつやくメソッド』を使ってのプレゼン。そう、円グラフで表現するヤツ。『おー』と思ったんだけど、すべてのスライド…

2nd_mixbeat 聞き手からメッセージ その2

ナベのプレゼン。アドリブで話を進められるところがナベの得意というか、良いところなんだけど、準備をし落ち着いて何かを伝えるのはあまり得意でない。きっと多くのシーンをアドリブでできてしまうから、その力に頼りすぎているんだろう。 ナベのプレゼンの…

2nd_mixbeat 聞き手からメッセージ その1

予告通りここ数日間はmixbeat2期生最終合宿の話を書きます。 トップバッターのヒデは一番プレッシャーがかかる中でのプレゼンだったと思う。ヒデの性格は一緒にワークショップを準備したことがあるから、ちょっとは分かっているんだけど『真面目』と『素直』…

1年間の成果を表現 2nd_mixbeat 卒業合宿(後編)

昨晩はプレゼンの途中で夕飯を準備した。昨年同様にみんなでカレーを作る。カレーにはちょっとうるさいナベが完全に仕切りながらも水の分量をかなり多めに入れてしまったためにスープカレーのような感じになる。急遽カレーのルーを調達しにコンビニに走るタ…

1年間の成果を表現 2nd_mixbeat 卒業合宿(前編)

早いものでmixbeat2期生も1年を迎え、最後の卒業合宿の日がやってきた。1期生よりも年齢幅を絞り、全体年齢も若干下がった2期生との1年間は正直苦労の連続だった気がする。僕の意識の中では全然そんなことは無いんだけど、塾生側から見ると年齢差が言いにく…