2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

会社をつくる #3

昨日は公証役場で定款認証を受けてきた。法務局に登記申請を出す前の最初のステップ。自宅を本店にしているので管轄は府中になる。この辺は公の手続きをする場所がほとんど府中なんだよね。ハローワークも府中だから最近の府中訪問頻度はメチャメチャ高い。 …

エンターテイメント性とフィロソフィの融合 『魔物』 大沢在昌

"魔物(上) (角川文庫)" (大沢 在昌) "魔物(下) (角川文庫)" (大沢 在昌) 『魔物』というタイトルはなんとも古風というか、普段使わない言葉だからこそ不安を感じさせる響きがある。単行本は2007年11月に出ているので、3年経過しての文庫化は標準的なスケ…

会社をつくる #2

この間の続きで、まずは印鑑の話。 印鑑というと『開運』とか『縁起』とは何となく胡散臭さが付きまとう類のものだけど手続き上必要なものなので必ず用意しなければならない。実際、どのタイミングで必要かと言えば、会社を実際に登記する時に必要なので、定…

命がけの占い勝負! 『VICE-ヴァイス- 孤独な予言者』 酒井日香

"VICE-ヴァイス- 孤独な予言者" (酒井 日香) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 TVはもちろん新聞や雑誌、ネットも含めて外せないコンテンツは『占い』だろう。朝の情報番組からJRのトレインチャンネルまで巷には占いが溢れている。そして新宿…

楽しませていただきました! 『往復書簡』リアル読書会

この間レビューを書いた湊かなえさんの『往復書簡』を題材とした読書会に参加した。主催はいつもお世話になっている『本が好き!』で、今回はオフィスでの読書会だったのでそちらも楽しみにしていた。読書会そのものは前の会社でもやったことがあったけど、…

『折込チラシ』の性格

『プロモーションの最適化』 マーケター+ジャズ・シンガー はせれいのブログは楽しんで読ませてもらっているんだけど、ちょっと相乗りして考えてみたい。折込チラシはその元となる新聞が何かで反応が違う、という結果なんだけど、『そうだろうな』という部…

緊張感を感じながら、心の揺らぎを感じながら 『往復書簡』 湊かなえ

"往復書簡" (湊 かなえ) この本は『本が好き!』から献本いただきました。 『告白』で大きな話題になり、以降の創作活動にプレッシャーがかかる中、この『往復書簡』は全くそれらを感じさせず、そして新しいアプローチで期待を裏切ってくれた。多くの人が『…

脳を刺激する感触 PILOT『FRIXION COLORS』

iPhoneを手に持って、バッグにiPadを入れ、たくさんのアプリを使いながらもリアルなペンは欠かせない。特にアイデア出しやラフなイメージを描きたい時にはボールペンでもなく、万年筆でもなく、芯にある程度の太さがあるペンがいい。別に絵心があるわけじゃ…

会社をつくる #1

いよいよ会社を作る準備を始めた。随分と前から考えていてはいたんだけど、肝心の『社名』がなかなか思い浮かばず全然進んでいなかった。当たり前だけど社名が決まらないと何も手続きができないんだよね。 まあ初めての手続きなので「何をしなければいけない…

良質な作品は『普段使い』に耐えられる 『正義を測れ』 小杉建治

"正義を測れ (光文社文庫)" (小杉 健治) 本書は過去に単行本を読んでいるので読むのは2回目になる(なぜかブログには残していない)。電車の中でiPhoneにてニュースを読んでいる時に『土地家屋調査士』という言葉を見つけ、「そういえば過去に読んだな」とい…

『迷わない』というルールで情報を整理する

先日の倉園さんのワークショップに刺激を受けて、早速自分の『Evernote』と『Dropbox』の整理に着手した。最初は何も考えずにあれこれ動かしてみたものの、何となくイメージが湧いてきて方向性が見えてきた。それは『ルールを設ける』こと。 まずは倉園さん…

大切なものってなに? 『マイレージ、マイライフ』

"マイレージ、マイライフ [DVD]" (ジェイソン・ライトマン) この映画は映画館で見れば良かった、それぐらい素晴らしい作品だ。邦題を除いては。 ストーリーもいいが、何よりも光っているのはジョージ・クルーニーの演技だ。真剣な顔をしてのスピーチ、すべて…

リアルな「iPhone×iPadクリエイティブ仕事術」 実践ワークショップ@アップルストア銀座

楽しみにしていた倉園さんの『「iPhone×iPadクリエイティブ仕事術」実践ワークショップ』がアップルストア銀座で開催され、参加してきました。以前に倉園さんの同タイトルの本を読んだ感想をこのブログに書いたけど、ワークショップの中では相当バージョンア…

待ちに待った『氷の世界』、その楽しみ方

"氷の世界DVD BOX" (ポニーキャニオン) 僕はこのドラマをオンタイムで観たことがほとんどない。全くないわけじゃないけど、ストーリーが分かるほどは観ていない。そして、手元には『シナリオ集III 氷の世界』の初版本があり、これを読んで何度も全ストーリー…

算数の問題を『大人の見方』で考える

3日の日は娘が全国統一模試なるものを受けたので、家に帰ってきた娘に問題を見せてもらい、算数だけ解いてみた(さすがに小三の算数は僕でも解けます)。これが意外と良い問題というかよく考えられている問題で、ひとりで感心していた。 まず一つは下記のよ…

ポイントカードやクーポンには果たして顧客グリップ力があるか その2

昨日の続きで、今度はヨドバシカメラのポイントカード。 家電量販店は随分と昔は『さくらや』を好んで使っていたけど、『さくらや』が何となく低迷し出してからはずっとヨドバシカメラでいろいろなものを買っていた。新宿にまとまってある、という利便性と常…

ポイントカードやクーポンには果たして顧客グリップ力があるか その1

いろいろなお店が採用しているポイントカードやクーポンには果たして顧客グリップ力があるか。正直にいえば、『ある』といっていいと思う。これから僕のケースで話をしたい。 docomoのガラケーをやめてiPhone2台(1台はJBしてdocomoのSIMを利用している)に…

ジーンズをかっこよく着こなしたくなったら 『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』 山本ケイイチ

"仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)" (山本ケイイチ) 本書もかなり寝かせていた本である。少なくとも1年以上は僕の本棚の中で静かに読まれるタイミングを待ち続けていた。きっかけは元大手コンサルティングファームのパートナーとの再会。…

これはマティーニじゃなくてコーヒーの香りを楽しみながら 『文房具を買いに』 片岡義男

"文房具を買いに (角川文庫)" (片岡 義男) 『本が好き!』のレビューで@hamachobiさんのレビューを見て買ってみた。著者の片岡義男の作品は中学、高校時代にはそれこそ貪るように読んでいた。当時、多くの書店の文庫本の棚は角川文庫でかなりのスペースを占…