こういうクロスメディアはダメですか?


新聞の書評欄は結構好きなので、毎週末の特集ページは必ず読むようにしている。この特集ページが展開されるタイミングでは広告の方も出版社の方が積極的に出されているので僕にとっては二重に価値がある。この間もこのブログに書いたけど、受け手が必要と思っているモノは例え広告でも重要な情報だ、ということ。つまり記事でも広告でも同じような効果が得られる。実際に僕は新聞広告や電車の中吊りで見て買うケースが結構ある。それと、書店で本が僕に語りかけた時。こういうと、たくさんの人がドン引きになるんだけど、本当です。



最近は何かにメモするのではなく、iPhoneで写真に撮ってしまいます。こんな具合に。
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実際に『「才能」の伸ばし方』と『社会学にできること』は既に購入しました。この情報は紙の新聞だけじゃなく、Web上でも見ることができます。それも無料で。Webの方はこんな具合です。
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無料の代わりにここから購入できて、きっとアフィリエイトになっているんだと思うけど、購入する人はもの凄く少ない気がする。『買おう』って気にならないし、最初のページから詳細ページにいく率も低いんじゃないかな。もし『この本を買う』を押すと日販がやっている「本屋タウン」に行って、アカウント登録からしなくちゃいけない。唯一無二の商品ならともかく、普通の本屋さんで購入できるものだから無理でしょうね。『いやいや、そういうのは期待していないんだよ、記事だから』というならば、ECっぽくしなきゃいい。もし本気ならば、新聞と一緒に配達してあげればいいんじゃないの? 毎日新聞を配っているんだから。『通勤前に本が受け取れます』って、宅配便を待たなきゃいけないよりも便利じゃないかな。こういうベタなクロスメディアはダメでしょうか。