高額でも中身が良ければ大ヒット

雑誌を買わなくなったが、どういう訳かこの雑誌は結構買ってる。月に2回というペースがちょうどいいのか、電車を待つ間にキオスクなどで買えるから、本当に内容が良いからか・・・でも気になる記事はいくつかるので。
今回のメインは「説得術」であるが、気になったのは「高額でも中身が良ければ大ヒット」というコピーで書かれた古今亭志ん朝のDVDが売れている、という記事。特に落語に興味があるわけではないが、結構重要に感じた。主たる購入者は50代以上の層らしいが、記事内の文章を見ると「高額商品でも、中身が価格に見合い、ターゲット層をきちんと見定めれば新市場を開拓できることを、今回のケースは改めて証明してみせた。本当にそうかな・・・・。ソフトが良いのは理解できるが、それ以上にインフラ(DVD再生可能な)が一般化したのではないか。もう一つ、50代以上に売れているとしたら、それほど多様性がある世代ではないので20代や30代を狙ったボックスDVDよりもシンプルにアプローチ出来るだろう。
事実としては興味深いが、理由は記者あるいは編集部の思いが強いのではないか。