「ヒート アイランド」
- 出版社/メーカー: デスペラード
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: DVD
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垣根涼介を巡りあった一冊「ヒート アイランド」の映画版。予想通りに酷い。原作は本当に良く出来ていたのに、全くの別物です。同感できたのは柿沢役に伊原剛志をチョイスしたところ。アキもまあ許せるが、カオルは全くもってダメ。桃井役の細川茂樹は擦っているけど、違う。
そもそもインプレッサをSTI仕様そのままを使うのは意味がない。何故、原作で柿沢はユーノス500、桃井はインプレッサのノーマル仕様に変更したのか、理解していないのか、面倒だったのか、変わらないだろう、と思ったのか、これだけで作りがいい加減なのが分かる。原作はモチーフと言われればそれまでだが、だったら同じタイトルでなくてもいいでしょう。原作を読んで「楽しかったから」という人が映像を見るケースも多いと思うので、もっと真面目に考えた方がいいじゃないかな。