会社をつくる #3


昨日は公証役場で定款認証を受けてきた。法務局に登記申請を出す前の最初のステップ。自宅を本店にしているので管轄は府中になる。この辺は公の手続きをする場所がほとんど府中なんだよね。ハローワークも府中だから最近の府中訪問頻度はメチャメチャ高い。


府中の公証役場は駅のすぐ近くで民間のビルに入っている。行政書士の先生経由で予約しての訪問だったので手続きそのものは20分ぐらいであっという間に終わってしまった。とは言っても、事前の書類を一から用意するのは結構面倒な作業。僕は前のブログに書いたとおり、『ひとりでできるもん』というサービスを利用しているからその印刷機能を使うとこれまで入力してきた内容を反映して、規定のフォーマットで出力ができたので全然苦労は無かった。でも、これをWordとかでレイアウトしながら作るとなるとそれだけで一仕事になってしまう。こういう部分でも『自分でする』作業と『サービスを利用する』作業をしっかりと分けないと一人で準備するのは大変。書店に行くと起業に関する本がたくさんあって、そのフォーマットのひな形が付いているものもある(実際、僕も買ったけど)。そのひな形を参考に自分でWordなどで作るのであれば、僕が使ったようなサービスを利用するか、あるいは登記代行の会社に依頼した方がメリットがある。時間は有限だからね。


 


定款の承認も終わったので、今日は資本金の払込手続きをした。まだ会社ができていないので、利用する口座は個人の口座を利用することになる。ちょうど全く使っていなかった口座があったので、そちらを払込口座に利用した。ちなみに通帳には『住友銀行』と書かれていて、7-8年は全く使っていなかった。


近くの三井住友銀行に行って、まずは記帳の作業から。全然使っていなかったらほぼ記帳されていない記録は無かったはずなんだけど、さすがに『住友銀行』の通帳なので自動記帳機は『新しい通帳にしますか?』と聞いてくれて、迷わず『はい』のボタンを押しました。実は登記書類の一部に通帳のコピーを使う(表紙、表紙の裏側、振込が分かるページの計3ページ)ので『三井住友銀行』の通帳になったことはラッキーでした。ネットで調べると、お客様都合で通帳を新しくする場合には費用が掛かるんですね。


通帳も新しくなったので、早速口座に『振込』を。『振込』としたのは、『入金』じゃダメなんですよね。通帳に『誰から』という記録が残らなければいけないので、自分の口座であっても『振込』をしなければいけない。そのため、ATMで現金を振込しようとしたら、振り込め詐欺対策で『10万まで』しかできない(全然知らなくて、ATMの画面を見て知りました)。正直、ちょっと焦ってました。だって、月末で後ろには長い列の人、人、人で・・・。仕方が無いので、現金を持って向かいの三菱東京UFJで自分の口座に入金し、iPhoneからネットで振込をしました。ちょっと時間を置いてから三井住友銀行の口座の残高照会を同じくiPhoneで確認して、もう一度自動記帳機で記帳作業。帰りにコンビニで必要なページをコピーして準備完了。


 


それにしてもATMの振込は不便になったんですね。僕らはネットで振込すればいいけど、年配の方には犯罪防止のためとは言え、かなり不便にさせていることは事実。


不便と言えば銀行のサイトをiPhoneで使うと本当に不便ですね。どこが最初に対応するんだろうか。


 


関連:


[Life]会社をつくる #2 2010-11-28


[Life]会社をつくる #1 2010-11-22