会社をつくる #1


いよいよ会社を作る準備を始めた。随分と前から考えていてはいたんだけど、肝心の『社名』がなかなか思い浮かばず全然進んでいなかった。当たり前だけど社名が決まらないと何も手続きができないんだよね。


まあ初めての手続きなので「何をしなければいけないのか」、「何を用意しなければダメなのか」が分からないので、いつものようにGoogleに「会社 設立」と入れてみてビックリ。手続きを代行してくれる会社しか出てこない(広告の数もすごいんだけど)。それぞれクリックして見てみると、余計に何をしていいのか分からない。『他社に比べて代行費用が安い』とか『個人事業よりも新会社法で会社にした方がメリットが大きい』とかどこを見てもセールストークしかない。多分、代行している会社や司法書士の方々は見る人の前提を完全に間違えている気がする。最初に知りたいのは全体感と流れであって他社との比較ではないはず。ふと思ったのは、自動車保険会社のサイトにそっくりなこと。自動車保険の場合にはある程度、知識がある前提で検索しているだろうからサービスの内容や価格メリットを全面に出しても意味があると思うけど、会社設立の手続き代行はちょっと違うんじゃないかな。こういう時にはネットはノイズが多くて逆に不便。僕は本も買っていたので全体感はそちらで把握した。これから会社を作ろうと思ってる人はネットでいろいろ検索するのは時間の浪費になるので注意した方がいい。


 


せっかくなので自分自身の経験にもなるし・・・ということもあり、できる限り自分で手続きしてみようと思ってる。とはいえ、何かしらの指標はほしいのでここに登録してみた。



会社設立ひとりでできるもん


実際に使ってみるとシンプルながらよくできたサイトだと思う。ステップ単位に何が必要で、必要事項を入力することでそのステップをクリアできるような形になっている。一言でいえば、手続きのワークフローをシステム化しているサイトになる。面白いのが途中までは無料になっていて、本当に手続きを依頼するフェーズになるとシステム利用料が必要になる。悪い見方をするとアダルトサイトのような切り分けに見えるんだけど、実際に使ってみると『なんとなく考えている』と『本当に考えている』を分けている感じである。会社設立の情報入力は無料でできて、定款認証のフェーズで初めて利用料が必要になる。その前のステップでは印鑑作成が入っていて(これは作成に時間が掛かることを前提にしているんだと思う)、こちらは提携の会社が紹介されている。これも考え方次第で、この中で全部済ませてしまいたいと思う人には便利だし、「印鑑は自分で・・・」という人にはこのステップを飛ばせばいいようになっている。ちなみに提携の印鑑作成の会社の値段は良心的な価格でした。が、僕は別のところに依頼したんだけどね。


 


と、しばらくこのブログの中でこれからの経緯を書いていくつもりです。