時間に対する意識を変える


タオルリュック


数日前から金木犀の香りを感じるようになった。やっぱり秋なんですね。自分のブログをチェックしたら、2008年は9月29日に金木犀のことに触れている。『今年は猛暑だった』と特別な夏のイメージだけど植物の時間感覚は本当に正確ですね。


 


この1ヶ月半は時間のゆとりがあったお陰でいろいろ考えさせられることがたくさんあったけど、中でも『時間』に対する考え方は随分と変わった気がする。


 


計画的に時間を使わないと過ぎてしまう時間が多い


どうも表現が難しいんだけど、意識して『何をやる』って動かないと時間はあっという間に過ぎてしまい、何も残らない時間がたくさんあることに気づく。会社で働いている時にはプロジェクトでもタスクでも期限があるからその期限に向けて処理したり、準備したりしていたけど、そういう制約がなくなるとセルフコントロールができないと何もせずに何日も過ごしかねないぐらい時間が過ぎるスピードが速いことに気づかされた。


 


依頼して待っている時間もコストが掛かっている意識


これも会社ではあまり意識していなかった部分だけど、他の人あるいは取引先に何かを依頼/確認した時に回答待ちの状態はよくある話。でも、この待ち時間はコストに結びついていて、その回答が得られないと次のタスクやステップに影響を及ぼす。つまり、もしすぐに回答が得られれば10個のタスクに対応できたのに、回答が得られないために5個しか消化できないケースもある。そのためって訳じゃないけど、何度も確認を入れるし、必ず期限を設定するようになった。


 


その結果の現象


メールのInboxを常に『空』にするようになった。回答しなければいけないメールもまとめなければいけない資料もすべてタスクにして、そのメールをInboxには絶対置かないことにした。お陰でモヤモヤの気持ちを持ちながらGmailを見ることが無くなった。


 


意外と処理時間が速いことに気づいた


タスクに書き出したものはできる限り時間見積をして対応するようにしている(あくまでもできる限りのレベルで)。そうしたら、意外なことに15分や30分でかなりのボリュームの処理ができることに驚いた。これもメールのInboxを空にすることと結びつくんだけど、やることを決めても別のものに意識がいくと効率が落ちる。だから気持ちが他にいかないように工夫することで15分や30分あれば、かなりのボリュームの処理ができる。YouTubeとか見ていると1時間とか2時間はあっという間だけどね。


 


少しずつだけど、仕事を辞めたことによるプラスの効果(?)が出始めているいるかな。


*写真は娘が小さい頃、常に背負っていたリック。今は小さく見えるけど、当時は大きなリックだったんだよね。時間の経過はこういうところでも感じる。