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フェアなビジネス

赤面黒歴史



本物か偽物か、フェアかアンフェアか 『赤面黒歴史』 2010-07-31


 


ずいぶん前のエントリーだけどGoogleリーダーでスターを付けていて気になっていた。


僕も長いこと営業あるいは営業的な仕事をしてきているからいつの間にか『煽る』トークをしている時がある。そういう時の心理って相手のことを考えているのではなく、目の前の予算や数字に対しての意識が上回っている。これまでかなりの数の人と商談を重ねてきたお陰(?)で、話の中で


  • 自分の答えを持っている人

  • 誰かに後押ししてもらわないと決められない人


は自然と分かるようになっている。自分で答えを持っている人にはあれこれ説明してもその答えに合致していなければ商談は成立しないし、答えを持っていない人には若干押しつけ気味でも答えを提示してあげないと終わりがない。ビジネスは限られた時間の中で商談を進めなければいけないので、時には相手に不快な思いをさせてしまうこともある。このケースだと、たとえ商談が決まったとしてもどこかで齟齬が生じ、結果的には長い取引にならないケースが多い。最初は小さな綻びかも知れないけど、その綻びは何かをきっかけに弾けてしまう。


通常、人はモノを買う時に納得するための理由を探している。それは機能であったり、使うシチュエーションであったり、交渉相手の言葉だったりとそれぞれ違うけど、自分の気持ちを納得させる理由が必要な生き物なのである。その理由を感じて提示してあげることが交渉する側のテクニックになるんだけど、つけ込んではいけない。それはルールとかモラルとかの話ではなく、自分の中の『掟』と考えてもいいかも知れない。営業の仕事をしていなくても、モノが売れることには少なからず喜びを感じるはずである。それは自分の考えや意見を相手が認めてくれて、その結果、購買に繋がったからである。


僕はできる限り『押しつけ』はしたくないし、『押しつけ』をしてくる人(今は人とは限りませんね)からはモノを買わない。大前提として、相手との信頼関係(度合いは別にして)が無い中でのモノの売買は成立しないし、ある一時期だけを捉えて成り立っているビジネスには興味がない。フェアな人とフェアなビジネスができることがお互いの幸せであり、いいビジネスなのではないだろうか。