一般大衆薬でのジェネリック薬は安いのか?

テーリアEV


僕は結構、頭痛に悩まされることが多く、頭痛薬は常にカバンの中に入っている。頭痛薬とはエスエス製薬の『イブ A錠』。イブクイックも試したことがあり、即効性は高いんだけどその分値段も高い。僕のように頭痛が『来るな』と感じる人はその前に手を打つことができるのでイブクイックである必要性がない。そういうことで、通常は『イブ A錠』をいつでも常備している。


 


『イブ A錠』は必要な時に買うというよりも、ドラッグストアで特売の時に前もって買っておくことが多い。そこで最近よく目にするのが、『ジェネリック薬』である。病院で処方される薬のジェネリック薬は少しずつだけど馴染み始めて、お医者さんによっては積極的にジェネリック薬を処方する先生もいる。今は処方箋が必要な薬だけではなく、一般大衆薬にもジェネリック薬があり、ドラッグストアのポップも『イブ A錠』と成分は同じでお手頃価格、とうたわれている。が、実際にはイブクイックが発売されたことで『イブ A錠』の実売価格は急激に下がり、店頭でのジェネリック薬との差がほとんどない状態になっている。


 

イブ


エスエス製薬のWebサイトには『イブ A錠』の希望小売価格が提示されていて、48錠が1,365円になっている。ちなみに今回購入したジェネリック薬の『テーリアEV』は50錠で約500円。同じお店で『イブ A錠』は約600円だった。GWに見た富士吉田のドラッグストアではジェネリック薬が50錠で440円、『イブ A錠』が48錠で450円とほとんど一緒だった。


 


価格に関して言えば、ほぼ定価と言える希望小売価格があることも知らなかった。もちろん箱に書かれていることもなく、いまどき希望小売価格で販売している薬局なんて皆無に等しいだろう。さらにこの希望小売価格の面白いところは24錠 x 2 - 若干のお買得値引きが48錠の値段になっているけど、店頭では24錠と48錠の差が100円強しかない。こう考えると、この値付けって何?と思ってしまうのは僕だけではないだろう。


今回購入したジェネリック薬の『テーリアEV』は箱の印刷もシンプルだし、何となく安そうな理由は伺える。『イブ A錠』の役割は十分果たしたと思うので、ジェネリック薬に対抗するような価格戦略をしなくてもいいような気がするんだけど。その販売促進原資をイブクイックの販売増に向けてくれれば、僕もイブクイックを買うのに・・・・。