自分自身に課した今年のテーマを実現するために


新しいブログサイトを準備中です。といっても、このはてなダイアリーを書かなくなるわけではなく、今年のテーマに設定した『上手な文章を書けるようになりたい!』を実施していくプロセスを記録しようと考えている。トレーニングのために読んだ本は新しいサイトに残すようにしたり、サイトそのものをどうしていくか、という付随するテーマも残していこう、と考えている。



そもそもこう思うようになったのは昨年読んだ原田マハの文章の影響が大きい。僕にとって『上手な文章』というのは多くの語彙を自在に使って・・・というのではなく、何も感じなければ通り過ぎてしまうようなところに何かを感じ、その感じた感覚をテキストにした文章を指す。何気ないところを感じるようにすることと、その感じを文字にする、という2つのハードルがある。参考書があるわけじゃないし、定石があるわけでもない。でもきっと、デザイン、写真などを含めて『何かを伝えよう』としているものにたくさん触れて、少しずつでも残す訓練をすれば何かしら得られるものがあるのではないか、と思っている。だから、そのプロセスを含めて残すためのサイトを別に用意する。



思えば僕の高一の時の現代国語の授業はほぼ1年間、原稿用紙に文章を書き続ける時間だった。試験すらもマス目だけの解答用紙だった。先生は当日のテーマを黒板に書き、そのテーマに沿った文章を書き続けた。当時は何の役に立つのか分からなかったが、この先生との出会いと時間が無ければ文系の大学に行くこともなかったろう。小学校の頃には『文集 かつしか』によく載せてもらった記憶がある。



コミュニケーション手段の一つであるテキストでどこまで伝えられるのかにも興味がある。作家ではないし、文章を書く職業でもないけど、この自分自身に課したテーマを遂行することで多くのものが付随して得られるのではないかと思っている。1年後にどうなるかはお楽しみ、ということで。