迷走に迷走を重ねて 2nd mixbeat 第6回ワークショップ
久しぶりにワークショップ当日にこのブログを書いているのではなく、時間が経ってから書いている。今回のワークショップは完全に失敗の部類に入るんだけど、どこが失敗になる分岐点だったのか、成功させるポイントは無かったのか、ということを考えてみたい。
関係者ブログ:
まず概略から。
テーマ:どうすれば広い視野がもてるのだろう?
目的:「考える」の基準をあげる。
方法:「塾生間のコミュニケーションの頻度を上げるにはどうしたらいいか?」をテーマに提案をまとめる過程の思考プロセスの変化を振り返る。
こう書くと分かりやすいのだが、何をゴールに、何をしたいのかが曖昧なのが最大の問題点だったことがよく分かる。思考プロセスにフォーカスするのか、コミュニケーションに主題を置くのか、この時点で方向が分散することが予想される。
では、今回のワークショップを離れて『思考プロセス』にフォーカスした場合を考えてみよう。
僕の場合は何かを考える時にちょっとした時間をとって、思い浮かぶキーワードを次々に書いていく。最近はこの時に『XMind』を使う。あまり関係性を重視せずに、直感的な形でキーワードを書き出し、後から関係性を繋いでいく作業を実施する。行き詰まったら作業を中断する。こういう形で処理するため、取っ掛かりのタイミングを早めにしている。そして、時間を置いてから再度確認して、追加のアイデアをプラスしていく作業を実施し、これを設計図として提案書や資料に落としていく。僕は『XMind』の図をマインドマップ図で行わずに、ロジック図で行う。これは自分の中で上下関係だけは明確にしたいからである。
『コミュニケーションの頻度』がポイントだったら、どうだっただろうか。事前の塾生の回答を見ても『ツール』や『方法論』にばかり目がいっている感じだったら、参加者の意識が同一方向に向いていない以上、何をしても結果は変わらず、長続きしないだろう、と予想するだろう。そもそも関心がないものに対して注意しないのと一緒で、関心があるものに対してコミュニケーション量を増やすことをしなければいけない。まずは特定の人と特定の関心事についてのアウトプットを出して、その輪を徐々に広げていく方法が正攻法的ではあるが確実な気がする。実際、『brightkite』で知り合った仲間とはダーツ、スイーツなどのテーマでネット/オフ問わずやり取りすることで年齢や職業の違いを超えて繋がりが出来ている。特に『brightkite』ではiPhoneの存在が大きいのだが、その部分は別に機会に書こう。
とまあ、ゲンさんのアドリブで何とか終わりまで持ち込めたけど、その後の反省会は過去最高の長さでした。こういう場は必要ではあるけど、この時と同じレベルで頭を使っていたらきっと違った結果になっていただろうな・・・。
それと良かった点はランチが駅弁だったこと(えっ、それ?といわれるかも知れないけど)。僕は『30品目バランス弁当』というのをいただいたんだけど、味が濃い(お弁当だから仕方が無いんだけど)ことを除けばすごくよくできたお弁当だった。ちなみに材料はこんな感じでした。
次回は僕ら事務局が主催なのでこうならないようにしないと・・・。