息子に負けた! 『どうぶつしょうぎ』での対戦


"どうぶつしょうぎ (日本女子プロ将棋協会公認)" (幻冬舎エデュケーション)


奥さんが買ってきた『どうぶつしょうぎ』がめちゃめちゃ面白い。4x3マスにそれぞれ4つずつの駒を置き、将棋のように戦うゲーム。駒は4種類。

ライオン

将棋でいうところの『王』で、これを取られたら負け。

ぞう

『角』のように斜めに動くが、一歩だけ。

きりん

『金』のような『飛車』のような・・・前後あるいは左右に一歩動くことができる。

ひよこ

『歩』のように前進一歩。ただし、敵陣に入ると『ニワトリ』になり、後ろ斜めを除いて全方位になる。

 

動きとルールはこちらでどうぞ。


 

まずパッケージはカルタを思わせるこんなパッケージになっています。


どうぶつしょうぎ1


 

実際に最初のレイアウトはこんな感じ。


どうぶつしょうぎ2


 

ジャンケンで先攻/後攻を決め、スタートする。動きは将棋と同じように前の駒を取ることができ、その駒は自分の駒として再利用することができる。何度か子供たちとやってみて分かったことは、場が狭いので取ったり、取られたりしながら場のスペースを確保しながら、それぞれの駒を動かしていくことが必要。例えばスタート時点では『ぞう』は『ひよこ』が邪魔で動かすことができない。そこで先に別の駒を取られてもいいから、その次を考えて動かすことが必要。


どうぶつしょうぎ3


それと将棋とルールが違うのは、2歩(実際には『ひよこ』だけど)もOKだし、『ひよこ』で詰めることもOK。それと、『ライオン』で敵陣に入るとそれも勝ち。つまり、攻めと守りを同時に考えて進められるかにかかっている。また1手ミスると簡単に負ける。実際に5歳の智晴に1敗を喫した

 

シンプルながらもよく考えられていて、今だけを考えるのではなく、『この先、こう動いたら・・・』と仮説/検証をしながら進める必要があるので『先を読む』訓練には非常にいい。また子供だけではなく大人も十分に楽しめ、気を抜くと大人も本当に負けることがある(実際にそうなったし・・・)。

大人の方も是非トライしてみてください。