「それって、相手に伝わってる?」

前回のmixbeatのワークショップでもモヤモヤしていて、今日のミニワークショップでも同じような気持ちになった。「それって、相手に伝わってる?」って。プレゼンだって、友達との会話だって、「誰に」、「何を」を伝えるかは決まっているはず。その目的意識っていうか、ゴール設定がない、あるいは意識していないのは無駄以外の何ものでもない。これはワークショップでのプレゼンの話だけじゃなく、街中に溢れる広告の類も同じだと思うし、その辺が曖昧なものが多い気がする。
話をmixbeatに戻すと、発表者は事前に準備をしてきて、ちょこっとは練習をしてきた感じはする。でも、そもそもの目的意識が欠けているからダラダラと友達に話している感じにしか見えない。
ミニワークショップは今年の1月から1期生にやった内容と同じことをしているけど、ちょっと差を感じた。実力の差とかじゃなくて、気持ちの差のようなもの。過去のミニワークショップではこんなことをした。

mixbeat ミニワークショップ始動! feel the wind
ミニワークショップ解説編 feel the wind
mixbeat 第2回ミニワークショップ feel the wind

普段の通勤や移動の中で接触する交通広告や中吊り、雑誌や新聞の広告を見ても「キレイなんだけど、何を伝えたいんだろう」と思うものが結構ある。サーチエンジンに慣れ過ぎちゃって、「キーワード」に意識がいってしまっているんだろうか。まず「使う人」、「使って欲しい人」があって、その人たちに向けたメッセージのはずなんだけど・・・ね。直近のもので分かりやすいのはマクドナルドの「QUARTER POUNDER」のCM。メッセージも映像もよく分からないし、ターゲットがフィットしていのかも疑問。プレゼンの聞き手や商品の購入者って感情で動くんじゃないのかな。だから、感情というか、気持ちに訴えるとか、伝わるように伝えないともったいないよね。別にエコってことじゃなくて。