サントリー武蔵野ビール工場


今日は天気も悪かったので、みんなで府中のサントリー武蔵野ビール工場へ工場見学に出発。本当に前日までに予約を入れた方が良いらしいが、予約もせずにそのまま現地に向かい、1時間待ち(外出して時間調整)して案内してもらった。10月から新しい見学コースになったらしく、見学ルートは非常にきれいだった。とても僕よりも歴史がある工場とは思えない・・・・ちなみにサントリーとしては一番古いビール工場だそうだ。ユーミンの「中央フリーウェイ」のビール工場がここ。


ビール市場としては苦戦しているサントリーだが、プレミアムモルツを出してからはある意味市場を創出している感じである。従来、「エビス」の独壇場だったマーケットに切り込んでいき、また発泡酒第三のビールなど廉価版のビールテイスト飲料が増えてきたことによって、「ビールを飲むときぐらいは・・・」というニーズにフィットしているのだろう。通常のモルツに比べて、ポップを質、量を変え、製法も独特のものを使っているらしい。また工場の中に研究所的な工場があって、そこでプレミアムモルツが生まれたとのこと。ちなみに今日は車で行ったので、「なっちゃん」をいただきました。
他社のビール工場も行ったことがあるが、ここは庶民的というか、非常にコミュニケーションを大事にした感じを受けた。例えば、ガイドブックは写真を一切使わず、イラストで表現されており、環境問題への取り組みの状況も記載されている。ビール工場なんて大量の水を使用するので、この辺の取り組み状況を正確に伝えることは重要だと思う。
意外に見学者が多かった・・・。