予想通り「Mayu Wakisaka」のライブは至福のひとときだった


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80年代後半から90年代前半は暇さえあればCDを探しに行っていた気がする。好きなアーティストの曲はもちろん、新しいアーティストを探すのが本当に楽しかった。ジャケ買いは当たり前、プロデューサ繋がりやらレーベル縛りなど、とにかく一時期はかなりの量を買っていた気がする。だから、今でも僕が持っているCDの多くはこの時代のものだし、いま同じことをしたくても肝心のお店がほとんどない。つまり、新しい音楽に出会えるチャンスが限りなく少ない。




"SONY ウォークマン Aシリーズ [メモリータイプ] 32GB ブラック NW-A866/B" (ソニー)


ここ最近の掘り出しもの(?)は「Mayu Wakisaka」。昨年秋に買ったウォークマンA-860に1曲だけプリインストールされていた。別に聴こうと思っていたわけじゃなく、何かの拍子にこの曲がかかった。そして....鳥肌が立った。その曲は『24 Hours』。



 


CDを買おうと思ったらこの曲が入ったアルバムはダウンロードでしか買えない。基本的にダウンロードで買わないんだけど、結局はamazon経由で買ったんだけどね。




"Stars Won't Fall" (Mayu Wakisaka)


他の曲を聴けば聴くほど「ライブで聴きたい」と思っていたところ、下北沢でライブをやるとのこと。で、行ってきました、今日。


「LIVE&BAR COLORED JAM」は30人も入れば超いっぱい状態なお店で、コロナを飲みながらカウンターに背中を向けながら待つことしばし...。定刻の10分遅れで2m先のピアノの前に座って歌い始める。機材の調整は決していいとは言えない状態なのに、理屈抜きで気持ちにいい声が響き始める。CDで聴いていた時のイメージは、あまり広くない場所でマイクを通した声だけじゃなく、生の声も聞こえるくらいのところが一番良さを感じる、と思っていたんだけど、まさにその通り。曲が終わって少しだけMC的に話す時には完全な関西弁。このギャップがまた素晴らしいポイント。約1時間ほぼノンストップな歌声を聴きながらお酒が飲めるという至福のひとときを過ごせた。


 


ライブが終わった後に少しだけ話すことができた。ちょうどamazonウィッシュリストに彼女のCDを入れていたので、その場で買わせていただきました。お釣りを出す姿がとっても印象的だった。ほんとに普通に下北にいるお姉さんみたいな感じで。ああ、せっかくだからサインをもらえば良かったなあ。


またライブで彼女の「声」が聴きたい...。