「弾言」 小飼弾
- 作者: 小飼弾,山路達也
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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自分自身を「ヒト」というとらえ方をして、「カネ」という計れるモノサシで話が展開される。企業の活動情報をERPで管理する際に「お金」に置き換えるのと似ている。また話の中身を理解していくことで、バランスシードなど押さえたいスキルのポイントを吸収できるところが良い。
いろいろなことに気づくためには「体も頭も飢えること」という部分には非常に興味を持った。「感じよう」とするではなく、「飢える」ことで自然と敏感になるという説く。
後半に出てくるエコ→日本都市化計画も賛成。海外の都市を見ても都市部は日本ほどではないが人工が集中して都市としての効率化が図られている。車など既存産業への影響は大きいかも知れないが、重要なことは全体の最適化だろう。そういう意味では「都市化」は検討すべきアプローチだと思う。