「Lady, GO」 桂望実

Lady,GO

Lady,GO

どちらかというと地味なキャラの女の子がなかなか仕事もプライベートもうまくいかず、そんな中、キャバ嬢として成長していく姿を描いてる。常に「あなたにとって幸せって何ですか」と聞きながら、実は自分に問いかけ、答えを探し続けている。結構、読んだ人は感情移入しちゃうんじゃないかな。派遣の仕事もなかなか希望のものにつけず、キャバ嬢としてお店で仕事をしながらもなかなか成績がでない。
世の中には成功本と呼ばれるジャンルの本がたくさんある。この本は小説だけど、意外に成功本に近い特性を持っている気がする。テクニックではなく、「何をすべきか」、「どうすべきか」は業界問わず同じことだろう。その後の成長した「みなみちゃん」を見たいと思うのは僕だけじゃないだろう。