ドライフルーツ dancyu10月号

毎月楽しみにしている平松洋子のエッセイ(毎月の特集は好みで分かれるが、このエッセイだけは外しがない)。今月は「ドライフルーツ」。小さい頃にバナナのドライフルーツ(というよりも、ほぼ乾燥状態の)を食べてから、生で食べられる果物を何で乾燥させて食べる必要があるのか理解に苦しんでいた。レーズンはともかく、その後、四半世紀、ドライフルーツが美味しいと思ったことが無かった。が、数年前からイチジク、アプリコットなどのドライフルーツが妙に美味しく感じられ、食事の後のモルトにはあればドライフルーツを必ずといっていいほど注文する。それも、出来ればあまり高級なもの(結構しっとりした感じの)ではなく、アメ横とかで大きな袋に入っていそうなレベルのものの方がベター。何が原因でドライフルーツが好きになったか記憶にないが、歳と共に好みも変わるものだろうか。