紙の整理と心の整理をシュレッダーで


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シュレッダーって大事な書類や機密書類を裁断するものって思っていませんか?


現象だけ捉えればそうなんだけど、実は心が整理されるというか、ストレス解消にもなるんですよ。20数年前にシュレッダーを売っている頃に使っていたトークの一つ。あ、これって営業トークじゃなくて本当のことですよ。嘘だと思ったらまずは会社のシュレッダーで試してみるといい。机の上でも、サイドデスクの中でもとにかく無駄な書類(いや、とにかく紙もの)がいっぱいあるはず。


 


まずは「箱」を用意して、いらない書類をとにかくその箱に入れる。「いつか使うかな」は絶対に使わないのでとにかく入れる。


 


じゃ、いつ切るか。ランチを食べた後とかで全然気分が乗らない時。そう、気持ちがゾーンに入っていない時ね。そんなモードの時にとにかく黙々とシュレッダーに紙を放り込む。そして箱の中身を空っぽにしたら、その時の心の状態を確認してみて。どうです?


 


上に書いたのはオフィスで仕事をしている人のシュレッダーの効用だけど、ちょっと前に買った自宅用シュレッダーの話を少しばかり。


僕が住んでいるところは紙ゴミは資源ゴミとして出せるので書店で文庫本に付けてくれるカバーとかもちゃんと資源ゴミとして仕分けして出している。仕分けすると分かるけど、ゴミとして出されるものの多くが「紙」。文庫本のカバーとかダイレクトメールの広告とかはそのまま出せばいいんだけど、仕事の資料で古くなったものや校正用にプリントアウトしたものはそのままでは出せないので手動のシュレッダーを使った処理していました。が、量が多すぎたのか、力を入れすぎたのかハンドルを折ってしまい、使い物にならなくしてしまった。ダイレクトメールの宛名部分だけを処理するのであれば「消しポン」でいいんだけど、書類はさすがにそうはいかず、結局はハンドシュレッダー(手で細かく切る行為)していたんだけど、これだと資源ゴミにならないらしい(シュレッダーゴミは資源ゴミとして回収される)。お役所の理屈はよく分からんけど、まあルールがそうなので自宅用にシュレッダーを購入することにした。




"コクヨS&T デスクサイドシュレッダー スノーホワイト KPS-X80W" (コクヨ)


*これのアッシュラテという薄い茶色のものにしました。汚れや褪色が気にならないと思うので。


 


一応、昔シュレッダーを売っていた、そしてカタログを作り、イベントを企画していた身としてはシュレッダーのキモ(?)は押さえている。一番大事なのは容量。コンパクトなものは裁断した屑が入る部分も小さいんだよね。つまり頻繁に屑を捨てることになる。これは意外とストレスに繋がる現象で、床面積は小さくてもある程度の高さで容量を確保した方がいい。


それから家庭用であれば裁断時の音の大きさも気にした方がいい。そんな条件を考えると今回のシュレッダーはベストなチョイスだったと思う。


もう一つの工夫を書いておくと、屑が溜まる部分に予め袋をセットしておくこと。それもスーパーやコンビニで使っているような取っ手付きがいい。僕は100均の「手さげ付便利袋 半透明 35cm幅(マチ左右各8cm x 60cm)」というのを買って使ってる。実はこの取っ手部分を外に出してあげることで袋が完全に屑を入れる部分をカバーしてくれる。屑を捨てる時に外に裁断した屑がこぼれるとせっかく晴れた気分が萎えるからね。