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算数は企画的発想を育むか


小学校4年生の娘から「お父さん、覆面算できる?」と言われ、小学校1年生の3学期(1、2学期は3段階評価だった)から中学卒業まで算数・数学は「5」以外取ったことが無かった自負があるので気軽に「どの問題?」と聞いてしまった(ちなみに高校の数学はそれまでの余力で過ごしてました)。算数には「xx算」というのがいろいろあるけど、これまで「覆面算」というのは意識していなかった。最初に出されたのはこんな問題(これは有名な問題らしい)。


覆面算_1


 


正直に言うと「楽勝だろう」と考えていた。小学生とは違い代数を使えば・・・ところが意外とその考えは甘いことに早めに気付いた。というのは、繰り上がりがある場合とそうでない場合があり、なかなか一筋縄ではいかないものである。使われる数字は0-9の10種類とはいえ、総当たり戦するのは馬鹿らしい。だからこそ少しばかり論理的に考える必要がある。つまり想定できる条件をどんどん書き出してみる。

「M」は必ず「1」である。
足し算なので2つの一桁数字を足して「2」になることはない(繰り上がりを含めても)。
「S」は「8」か「9」である。
でないと、繰り上がりが発生しない。
次からはもしS=8ならとS=9ならで他の部分の条件が満たせるか(同じ文字のところに同じ数字を入れて成り立つか)を検証すればいい。


こんなことをしながら『これって仕事の時の考え方と一緒だな』とふと思った。仕事、特に企画的な仕事って制約条件や既知の条件を洗い出して、そこから仮説を立て、その仮説は何で証明できるかを考え、あとは実行して確認作業をしていく。


 


そんなことを考えたものだから、娘に「他の問題は?」なんていってしまい、かなりの時間を費やす羽目に・・・。ちなみにこの問題には約3時間を使いました(苦笑)


覆面算_2


 


元ネタはこちらですね。親子で楽しむのもよし、大人の意地で頑張るのもよし、はたまた算数の復習でもいいですよ。




"算数おもしろ大事典―IQ" (学研)