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効果的に運動するために 『ジムに通う前に読む本』 桜井 静香


会社を辞めてから市営のスポーツジムに定期的に通うようにしている。年齢的にも何もしなければ体力は落ちていく一方だし、せっかく時間が自由になることもあり、週に2-3回は汗を流すようにしている。これでも、大学時代は平均で週に3回はジムに通っていたのでマシンの使い方をはじめ、負荷ぐあいや回数などの知識があるのでそれほどトレーナーの方に聞かなくてもメニューは組み立てられる。


一方、社会人になってからはジムでトレーニングをする機会はめっきり減り、一番真面目にやっていたのは結婚してまだ独身の頃に奥さんと一緒に通っていた時ぐらい。子供が生まれてからは運動そのものをする機会も無く、かなりぐうたらな数年間を過ごしている。そのため、筋力アップよりも有酸素運動を多く、筋力も戻す感じで組み立てながらこなしていた。そのため、アップも含めてエアロバイク系の時間をかなり長めにやり、その後にマシントレーニングをする流れで暫くやってみた。このトレーニングも仕事と同じで、最初はなかなか定期的に行くことが億劫なんだけれども、生活の中でリズムができ、筋肉の疲れが心地よくなってくると習慣化の第一歩になり、続けることがやさしくなる。面白いもので、気持ち的にこのぐらいになってくると自分の身体の変化にも気付くようになり、ジムに通うことが苦にならなくなり、逆に身体の変化が楽しみにすらなる。


 


前職の時にたずさわったプロジェクトの一つに食事と運動のインプットをベースにしたレコメンドを行い、ダイエットのモチベーション維持に効果を与えられないか、というのがあった。そんなこともあって、プロジェクトが終了した後だったけど、この本が気になっていた(が、読んではいなかった)。


 




"ジムに通う前に読む本 (ブルーバックス)" (桜井 静香)


読んでみると、本当にジムに行く前に読んだ方が良かったと反省している。最近の新書にありがちな、あまり中身の無いことにページをさいたような内容ではなく、非常に分かりやすく、かつロジカルにどんな流れで運動すべきかが書かれている。中でもショッキングだったのは、『有酸素運動を効果的に行うのであれば、筋トレの後に行うべき』という部分。そう、まるっきり逆にやっていた。実はこの部分を読んだ後でも信じていませんでした。が、試しに、アップ→ストレッチ→マシーントレーニング→有酸素運動の順番に変更し、心拍数の変化を見ながらやってみた。そうすると、エアロバイクをこぎ始めてすぐに心拍数が130/分ぐらいになり、それほど負荷をかけずに維持できることが分かった。負荷をそれほど上げずにある程度の心拍数を維持できるということは30分程度も苦にならない。脂肪燃焼にはある程度の負荷と時間が必要になるため、アップの時間を長めにするよりも本に書かれているように筋トレで心拍数を上げておいてから有酸素運動に移った方が効果的なわけである。


こんなことがあってから、もう一度読み返してメニューの組み立てを変更し、積極的にトレーナーに聞くようにした。是非、これから『運動しようかな』と考えている人は一読した方がいい。限られた時間で効率的に運動するすべが満載。


 


本書に書かれていないエアロバイクなどで長時間飽きずに続ける方法はiPhoneで映画を見ながらやること。30分なんてあっという間に過ぎますよ。僕はDVDの映画をiPhone用に変換して、こんな隙間時間を有効活用しています。映画は楽しめるし、長時間のエアロバイクも苦にならない。身体と心に潤いを与えてみてはいかがでしょうか。