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全力って?


時間がたっぷりある最近は2-3日に1回は近くのジムで汗を流すようにしている。無理してでも身体を動かさないと圧倒的に運動量は足りない年頃なので。ジムは市営の体育館なので、マシントレーニングと一緒に体育館の2階の外周を走ることができる。1周150Mと距離はないけど、外を走るのと違い、天候に左右されることがないし、好きな距離を走ることができるメリットがある(外だと途中で辛くなっても何らかの方法で戻ってこないといけないし)。


実はこのコースを『(長い方の一方の)直線だけ全力で走る』という楽しみ方をしている。トレーニングというよりも、本当に楽しみとしてやっている。距離としては40Mぐらいだと思うけど、何度か繰り返しているうちにふと思ったことがある。『全力で走るってずっとしていない』んじゃないかと。点滅している横断歩道を走って渡ることはあっても、全力はない。そもそも通常の生活時は走るためのシューズを履いているわけではないので、全力といっても『全力に近い』であって『全力』はあり得ない。つまり、意識した場所で意識して実行しない限り、『全力で走る』はもはや体感できないのである。


 


実際に全力で走ってみると、スピード云々よりも自分の身体なのに全くコントロールが効かないことが分かる。速く走るために上げた太ももを速く戻そうとしても、もっと速く腕を振ろうにも言うことを聞いてくれない。中学の時には陸上部でハードルをやっていたので、これでも走る時に何を気をつけないといけないかは知っているつもり。それをやろうと思っても、全然そうはならない。7-8分の力でダッシュしてみると、意識してることはできることに気づく。なるほど、『全力』っていうのは頭で考えたことではなく、身体が理解しているレベルででしか動かないんだね。


 


走ることじゃなく、仕事に置き換えてみるとほぼ『全力』ってないんじゃないかな。『全力』を使うシーンってほとんどないかも知れないけど、頭ではなく身体が理解していることでしか対応できないとすると、普段やっていること(=スポーツいうところの練習)のレベルを上げていかないと全然ダメだということだ。たまたま全力で40Mを繰り返し走る体験を得たことは実は大きな発見だったかも知れない。