『チーム』ってこうやってできるんだよ 3rd mixbeat 第3回ワークショップ (番外編)



この曲を流しながら読んでください。


 


今回は3日連続でmixbeat関連の話題を。


過去に何回もワークショップを担当スタッフとして携わってきたけど、今回のワークショップは僕の中で最高のパフォーマンスだった。ワークショップそのものではなく、そのプロセスに於いてワークショップを企画/運営する上で得られる『チーム』としての関係が築けたからある。


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そもそも毎月ワークショップを実施している目的は『信頼できるネットワークを作る』というmixbeatの目的を遂行するための『手段』である。一方で、3年目になるmixbeatとして、その『手段』としてワークショップがいいのか、ということも再検討しなければいけないフェーズでもある。そんなことを思い描きながら、今回は担当スタッフとしてちょっと距離を置きながらも積極的に参加する、という立ち位置で臨んだ。まず『自分たちルール』を設定させ、後はそれをおざなりにしないようにすることだけ。


実際、1ヶ月半にやり取りしたメールは500通を超えた。これは読んでスルーするようなメールではなく、ほぼすべて読んだ後に回答や意見を書くようなものなので仕事以上のボリュームだろう。もちろん、全員が昼間は本業の仕事をしている中での活動である。やり取りはメールだけではなく、リアルな打ち合わせも数回休日を潰している。最後の一週間は徹夜とまでは言わないまでも、徹夜に近い作業が続いた。それでも、二人は諦めず、投げ出さずに最後まで取り組んでくれた。


普段はメールで、詰めはリアルなミーティング、緊急はチャットや電話でといろいろなコミュニケーション手段を駆使し、言い訳を許さないながらできない部分をフォローしての1月半だった。


全体を通して現場/現実主義を通し、当日のワークショップで使うお題を決めること一つとっても実際に10数回にわたり自分たちでメールを書く作業を行い、都度、課題を出してアジャストしたり、想定できるイレギュラーケースを挙げ、それに伴う時間変更を吸収できるかどうかのシミュレーションも行った。今までのペアだとリーダとサブ的な関係になりがちだったが、今回のなつきとウッディはキャラが違う2トップで進んできたことも今までとは違った。お陰で中盤から『チーム』らしさが見え始め、サッカーで言えば相手へのパスではなくスペースにパスを出し、それを想定してスペースに自ら入っていく連携ができてきた。


 


これからの時代、組織の看板や位置関係を超えて、プロジェクトベースやユニットベースでの仕事を増えていくことだろう。そういうシチュエーションでも十分にやっていける感触は掴めたのではないかな。


『信頼関係を築く』には『空間』や『時間』の共有が必須だけど、単に共有できてもダメで、真剣に取り組んではじめて得られる特別な『称号』だと思う。今回の二人は確実にその『称号』を手にしたと思う。


 


こんなmixbeatに来年は参加したい、と考えている人は是非エントリーして欲しい。時期は6月からなので、まだまだ先だけど。


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