2nd_mixbeat 聞き手からメッセージ その3


残りの2人は2日目のプレゼン。前日の夜も自己リハをしているのを知っているし、慌ただしい中だったけど意識を集中してスタート。


 

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トモは『べつやくメソッド』を使ってのプレゼン。そう、円グラフで表現するヤツ。『おー』と思ったんだけど、すべてのスライドがこれなので『えー』になっちゃった。こういうのって、スパイスなので一部に使うと効果的なんだけど、スパイスだけの料理はないじゃない。


じゃ、課題メモ。


  • リズムがない。

  • 思い出だけじゃ自己紹介にならない。

  • 人生全体を『べつやくメソッド』で見せれば良かったんじゃない。

  • 時間のコントロールが全然ダメ


かな。きっと全体のテーマが『挫折』なんだけど、ネガティブなテーマだからポジティブに見せる工夫が必要だよね。トモとも一緒にワークショップの準備をしているから分かるんだけど、素直で一直線、というのが彼の持ち味であり、ウイークポイントでもある。ルーチンワークには適している彼の持ち味も抑揚が必要なプレゼンでは相当意識しないとリズム感がないものになってしまう。そうすると、プレゼンの時間は無意味になってしまうので今後はより意識して(それもオーバーなぐらいの)やってちょうどいいぐらいでしょう。


 

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最後はゲンさん。


イデアというか、企画は良かったんだけど、その企画と中身がマッチしていないのが一番の問題。トップに『龍馬伝』を持ってきて『掴み』を作ろうとしたけど、段取りミス。この辺も普段はアドリブでこなしていることで起きるミスだね。うまくいかなかった場合の準備が全くされていない。クルマでもそうだけど、アクセルよりもブレーキの方が大きいように絶対リカバリーできるものがないと安心して奇抜なチャレンジができないので、その辺の段取りをしないといけないね。


中身的には僕的には全く同意できない。『これから(未来のことだけど)』は『自分にできることを見つける』って、チャレンジしないってことだよね。つまり、できないことに対して努力するのではなく、できる範囲のことしかしない、としか聞こえない。僕の誤解だったらいいんだけど。


 


こうして全員のプレゼンを聞いた時のメモを書いてみると正直課題が多いな・・・というのが印象として強い。これまで毎月のようにワークショップで発表の場があり、準備を担当した時には普段以上に細かい点の指摘をされているにもかかわらず、本番の場でそれが反映されていない。この辺は経験値の数がものをいう、って世界だけど、自分で意識をしない経験は経験値としてプラスされていかないことを理解して欲しい。


今回の卒業プレゼンで2期生と定期的にやり取りすることはなくなるわけだけど、相当に『意識』して目の前のことに取り組んでいかないとせっかくの機会を逃すことに成りかねない。是非、更なる努力をして欲しい。