娘の運動会


今日は娘の運動会、どうにか最後まで雨に降られずに済んだ。僕らの頃の運動会は『秋』だったので、思い出と言えばお袋がなぜかいつも茹でた栗をお弁当と一緒に持ってきていたぐらい。ちょうど夏休みが終わって、毎日暑い中を練習するのが嫌だった記憶だけは痛烈に残っている。


そうそう六年生の時には鼓笛パレードで大太鼓を担当した。自分から立候補したわけではなく、鼓笛隊のメンバーに大太鼓を担当する人がいなく、単純に身体が大きいから抜擢された。夏休みにも練習があって、8月の後半は行進しながらの練習だったなあ。


たしか鼓笛隊の前をバトンチームがくるくるやりながら行進していたので結構な人数でやっていたんだよね、きっと。指揮者の笛で準備に入り、笛によるスタートの合図と共に太鼓群のリズムが始まり、トランペット隊の『こんにちはトランペット』でパレードがスタート。クラッシックなマーチングソングに校歌を加えた一連の曲だった。曲の合間の小太鼓のタララララって音が好きだったな。僕の隣はシンバル担当の木村で、ステップを踏む時にシンバルは楽だけど大太鼓の僕は結構大変。本番も笑顔ではできなかった(小学生が大太鼓を持ってステップを踏んだら笑顔にはなれないでしょう)。


 


娘の運動会でも午後一は鼓笛パレードで、金管楽器のメンバーがすごく多かった。僕の時代はトランペットは個人で買える人が担当して、学校には金管楽器がほとんど無かった気がする。トランペットを買ってもらったメンバーはいっぱい理由を付けて買ってもらったわけだから、かなりハードな練習でも逃げ出すことができなかった。思い出は良いところだけが残る傾向があるのでなんとも言えないけど、トランペットは結構うまかったんじゃないかな。


音的にはベルリラの音が結構好きだったんだよね。


 


智晴が友達と一緒に走り回っていたので娘の運動会は全然見ていなく、なぜか自分の記憶を思い出した、そんな一日でした。