最近レコメンドメールって多いよね

amazonレコメンドメール


近頃、Amazonからのレコメンドメールが『激しい』。『激しい』と表現したのは、ロジックがあまりにも幼稚で、送られてくる頻度が想像以上に多いことである。


まず幼稚な部分だけど、本で言えば過去に購買がある作家の最新版を単純にレコメンドするだけではなく、最近クリックした(更に買わなかった)ものをそのままメールに載せて送ってくる。これだけであれば、『そんなもんじゃないの』と言われそうだが、実はレコメンドされていた本は既にカートの中に入っている(が、買っていない)。具体的に言うと、僕が好きな白川道幻冬舎文庫で一気に4巻の作品を出し、そのすべてをカートに入れた。


"最も遠い銀河〈1〉冬 (幻冬舎文庫)" (白川 道)


この時点では白川道の文庫最新刊はレコメンドされていない。つまり、レコメンドロジックよりも僕の方の情報収集能力の方が上をいっている。その後、レコメンドメールが来ることになったんだが、最初に来たのはその第4巻目。2日後に、第3巻目。その2日後に第2巻目。最後はすべてが一覧になったもの(上のキャプチャがそれ)。


やらなきゃいけないことはレコメンドメールを送ることじゃなく、カートの中の商品を決済させることでしょう。


この2日に1回(時には毎日)レコメンドメールが来る神経が分からない。非常にイライラしたので、アカウント情報から注文以外のメールが来ないように設定したのに、それでも来る。プライム便など仕組みには大いに賛同するけど、相手の立場に立ったオペレーションには全然気にしていないのね、というのが歴然とした。


そもそも僕はサイト上でもレコメンド商品を買ったことがない。基本的にネット上での買い物は目的買いで、『人』にレコメンドされたものは別にして機械にレコメンドされたものに何も感じない。


レコメンドで助かっている、っていう人もいるでしょうし、便利だ、と思っている人も多いと思う。が、ある人には迷惑以外何物でもない、という人もいることを考えてほしい。あるいはレコメンドスイッチでOn/Offできるとか・・・。でも、Amazonのサイトでレコメンド部分を外したらスカスカになっちゃうか・・・。