外食空模様

フクラ家


最近、会社の近くでランチをする時のお気に入りのお店。外食が多い僕の場合、できる限り時間がある時にはちゃんとした食事をしようと心がけている。時間が限られている時にはどうしても『丼もの』のファーストフードやマクドナルドのセットになりがちなので。


『フクラ家』で一番気に入っているのは、十穀米を選択できること。そして、意識すれば野菜中心の食事にできることである。ちなみに写真のランチは日替わりランチで『白とん汁定食』で¥690。


フクラ家目黒東口店


日替わりじゃなくても値段はリーズナブルで、外食中心の人や独り暮らしの人にはお勧めのお店である。


 


ちょうど最近のニュースでこんなものがあった。



サイゼリヤ、10年8月期に最高益 最終黒字74億円に上方修正:日本経済新聞 2010-04-06


サイゼリヤは6日、2010年8月期の連結最終損益が74億円の黒字(前期は48億円の赤字)になりそうだと発表した。消費者の低価格志向を背景に集客数が伸び、従来予想を9億円強上回る。コスト削減も進み、02年8月期に記録した最高益56億円を更新する見通しだ。


売上高は前期比10%増の975億円と従来予想を25億円上回る。テレビ放映による認知度の向上や「ミラノ風ドリア」など低価格メニューの充実で集客数が増える。新規出店も52店を計画し、増収に寄与する。


僕も結構サイゼリヤは利用するけど、単純に値段を低価格にしているわけじゃなく、使用する材料の種類を極力絞り込み、店員の数を少人数化して努力しているのはよく分かる。低価格路線にしながら、店員さんのサービスレベルを落としていないことが大きいと思っている。


 



吉野家HD、今期1億円の最終黒字見通し 固定費削減などで:日本経済新聞 2010-04-14


吉野家ホールディングスは14日、2011年2月期の連結最終損益が1億円の黒字(前期は89億円の赤字)になりそうだと発表した。固定費の削減や前期に計上した特別損失がなくなることで、小幅ながら黒字浮上を見込む。年間配当は前期予定並みの1株2000円を予想している。


売上高は前期比3%減の1750億円、営業損益は25億円の黒字(前期は8億9500万円の赤字)を見込む。外食消費の停滞継続を予想しており、減収は避けられない見通し。人員体制の見直し、本社機能の統合などに着手し、固定費の削減を進め、営業黒字化を図る。


吉野家ファンとして頑張って欲しいと思っているが、近頃の吉野家はかつての『良さ』が感じられない。店員さんのレベルの低下、店舗によるメニューの違いなど、吉野家に期待している部分が疎かになっているのじゃないかな。


 


ファーストフード各社は横並びで『低価格路線』だけど(あ、居酒屋も最近はそうみたい)、努力は必要だけどトータルのサービスレベルを下げるようなものは如何なものか感じる。特に食品であることを考えると、『本当にこの価格で提供できるの?』と思う部分も多々ある。僕はそれぞれの店のブランドが持つ期待値に対して期待どおりのサービスが提供できているところは業績が良くて、そうでないところが業績が芳しくない、そんな印象を受ける。吉野家にも頑張って欲しい。