情報の伝え方は必ずしも一つではない 『音声』 x 『文字』 x 『図版』
『日刊徒然音声雑記の電子書籍カテゴリ』タイトル
このブログでも何度か書いている境さんの『日刊徒然音声雑記』がいつものPodcastではなく、メールマガジンとして提供されるということで早速登録した。
メールマガジンは有料なんだけど、付録としてiPhone向けの電子ブックもダウンロードできるところがいい(電子ブックの方はβ版としての提供のため、抜粋バージョンです)。
Podcastの内容を境さんが文字起こしの業者さんにだしてテキスト化し、メールマガジンはその内容が配信される。電子ブックの方はそのテキストをマークアップして、さらに境さん作の図版を入れてEPUB形式に変換され、配信される。電子ブックリーダは『Stanza』。
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僕は境さんのすべてのPodcastをiPhoneで聴いているから、メールマガジンの内容は基本的に触れている内容(知っているとは違うところがミソ)なんだけど、改めて文字として読んでみると頭の中に入ってくる内容というか、レベルが全然違うことに気づく。Podcastは主に通勤の電車の中で聴いているため、意外と『ながら』で聴いていることが多い。結果、気になるキーワードや例、アプリケーションやサービス名は残るんだけど、当然、抜け漏れは避けられない。特に気になるキーワードは同じiPhoneでEvernoteにメモしたりしているため(その時には音声は進んでいる)一部の内容が飛んでいるケースもある。
メールマガジンの方はメールの状態ではなく、これもEvernoteにコピペしてどこでも読めるのと、検索可能な状態にしている。これはEvernoteを情報ストックの場にしていることもあって、僕の中では必須の作業になっている。
まだ試験的にやられている電子ブックの方だが、僕の一番の関心事はコレ。電子ブックリーダが『Stanza』なので、かなり自分自身フィットするようにカスタマイズすることができるのでストレスもなく読める。そして、何といっても図版が入っているのは脳の中でイメージされた曖昧な情報が『固定』されるので音声やテキストだけとは全く違う情報に感じる。また電子ブックならではのメリットは、
が挙げられる。
古くは学校の授業やセミナーで話を聞くのと同様に、ライブ(Podcastはライブではないけど、境さんのPodcastは外での録音が多いのでライブ感はバッチリ)で溶け込みやすい情報と文字(テキスト)の方がすぅーと入ってくる情報(特に漢字での単語など)、そして図版がかなり補助能力を発揮するものとある。作成工数とマネタイズはバランスが必要だと思うけど、情報の提供方法としては『全方位あり』で電子書籍、電子ブックの試金石として非常に関心度の高いプロジェクトだと思う。それにしても、毎日のPodcastはただただ感心させられます。