『情報の構造』を理解して『情報』を鵜呑みにしない 2nd mixbeat 第10回ワークショップ

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今月は日曜日ではなく、土曜日開催のmixbeatワークショップ。早いもので今回が10回目だから2期生はあと2回なんだよね。当番はとみーとナベのペアで、事務局側はウラさんが担当。目的として設定したのは『情報を鵜呑みにしないために』というmixbeatではある意味、永遠のテーマかも知れない部分。で、具体的なアプローチとして『情報の構造化』を把握して相手に伝わるような文章を書く、特にピラミッドストラクチャで考え、書いてみることをやってみた。

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事前の宿題ではブログのエントリーを題材に1)要約しなさい、という問題と2)「仕事への価値の置き方」について考えをまとめなさい、という課題を提出させ、その回答をベースにワークショップ全体を構成した。今回のワークショップの中心になっている『情報の構造化』は僕の中でも今一番関心度が高い内容でもあり、宿題の課題でもあった「仕事への価値の置き方」という内容も関心度『高』だったので個人的にも楽しめたワークショップだった。


まず『情報の構造化』という面を考えると『書く』と『読む』があるけど、ワークショップでは『書く』を実際にやってみた形(今回は僕も塾生と同じ立場で参加)。特に仕事の中では短時間で正しい情報を伝える必要があるため、結論を先に書く(あるいは言う)必要がある。理由や状況、経過などはその結論のサポート情報になる。総括の時にも話したんだけど、新聞の書き方が一つの『型』かも知れない。余談になるけど、すべてがこの構造化された文章の書き方で済む話ではないので、シチュエーションを考えて使う必要がある。ラブレターをピラミッドストラクチャで書いたら、受け入れられる確率は低いと思うし・・・。あ、ラブレター自体が今や少ないかも知れない・・・。『読む』という部分は先日読んだ本が非常に参考になったので、そのこともコメントした。

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「仕事への価値の置き方」は2期生の年齢を考えると良いお題だったと思っている。というもの、社会人を数年経験したぐらいの年齢をメンバー中心にしているので、仕事そのものは慣れてきたものの、この先の方向をどうすればいいか、と考え出す時期でもあるからだ。実際、直近で転職したメンバーもいるし。またこのお題で書いてもらうと、その人の考え方や価値観がはっきりと出るので採用の時にも使えるだろう。

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ワークショップは会議室なのでお花見はできなかったけど、ランチはお弁当で、こちらだけはお花見気分でした。

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