コラボレーションって誰のため?

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マセラティ 「ICONIQ 企業コラボCM」に参加 Autocone 自動車ニュース


TVをほとんど見ない僕が気付いたぐらいだから相当の投下量なんだと思うけどかなりバブリーな印象。一瞬、『えっ』と思ったもん。MASERATIがコマーシャルをしている。フェラーリやポルシェじゃないので、かなり馴染みが薄いクルマだと思う。僕の世代だと小学生の頃にスーパーカーブームというのがあって、ランボルギーニ社のカウンタックやミウラが代名詞になっていて、MASERATIはボーラという車種を出していた。元々、純粋なスポーツカーメーカなので普通の人が乗るようなものではないけど。


それから10数年して社会人として最初に入った会社の役員はMASERATIに乗っていた。それもスパイダーザガート。街で見かけることもほとんどないクルマを普通に乗っていたのは何とも奇妙な感じだった。MASERATIの他にもランチャ・テーマも持っていて、その2台を下取りにMASERATI 430に乗り換えていた。スパイダーザガートも430もビトゥルボベースだからね。そんなわけで、僕には比較的馴染みがあったMASERATIだけと、コマーシャルを見た時の印象は『誰に向けてのコマーシャル何だろう』という素朴な疑問。


 


ネットで調べてみると、「ICONIQ」というアーティストのデビューに合わせたコラボレーションなのね。それも7社も連ねた大型の戦略。アーティストのイメージアップにはプラスになるけど、企業や企業が提供する商品にはプラスになるのかは疑問。資生堂の「マキアージュ」やスタバはまだしも、MASERATIは訴求ターゲットが違うんじゃない。MASERATIを認知させるには効果があるかも知れない(Webの検索回数やサイトのランディング数レベルで)。で、Googleトレンドでチェックしてみると・・・。

Googleトレンド_マセラティ


影響がないみたい・・・。

Googleトレンド_マキアージュ


マキアージュは、というと・・・


 


まあGoogleの検索回数だから短絡的な結論にはしたくないけど、仕掛けが大げさなわりには今ひとつだったのでしょうか(タイアップ企業にとって)。ちなみにアーティスト名では伸びてました。