2010年最初のワークショップ 2nd mixbeat 第7回ワークショップ

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2010年最初のmixbeatワークショップは昨年同様に事務局主催でスタート(と言っても、ウラさんがほとんど頑張ってくれたんだけど)。『発想力』を鍛えるトレーニングをテーマに2つのゲームというか、トレーニングを実施した。

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その1 『1/銀河』

米光一成氏(現立命館大学映像学部教授)が考案した発想力を鍛えるためのトレーニング。例えばこんな感じの問題。

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これを2分間で考えるんだけど、最初はすべて頭の中だけで考えて、整理し、シンキングタイムが終わった段階で解答用紙に書く。次は途中のシンキングプロセス時に紙を使って整理しながら解答を導き出す手法にて実施した。僕は確実に紙に整理しながらの方が効率的と思っていたけど、塾生の中には紙に書いてしまうことで頭の中からその言葉が離れず、逆に囚われてしまった、というコメントをした人もいた。思考プロセスは人それぞれなんですね。

このトレーニングにはルールがあって、ユニーク性を求められます。そのためNGワードや他の人と解答が被った場合には点数が入りません。そしてそれぞれの解答に対して「すごい 2点」、「納得 1点」、「納得しない 0点」で他のメンバーが評価する仕掛け。意外と点数がばらける。


その2 『連想系』

今度は逆で、「答えからヒント」を考えるトレーニング。例題として出したのは『ハイブリッドカー』を連想・想起させる単語3つを出すものでで、NGワードは『プリウス』、『インサイト』、『SAI』、『環境志向』、『電気自動車』。『1/銀河』同様に他の人と言葉が被った場合にはその言葉を削除しての評価。3つのうち、2つをNGワードや他の人と被ってしまった場合には1つしかヒントの言葉が残らず、かなり厳しい状況に陥る。面白かったのは、『1/銀河』と『連想系』の点数上位者が違うこと。きっとそれぞれ得意な思考プロセスがあるんだろう。

この辺は持って生まれた能力ではなく、完全に『こなした数』なので自分ややりやすい方法でどれだけ諦めずに、そしてしつこくできるか、に掛かっている。

という流れから、僕が実際に使っている『xmind』でどんな風にやっているかをちょこっと紹介した。が、どうも僕のMacBookとプロジェクタの相性がイマイチで、塾生には本当に分かりにくい説明だった気がする。本当は以前に作成したソーシャルメディアの連携図を使ったんだけど・・・。

Social Media


ワークショップ後半は、2期生もちょうど半年過ぎて後半戦に入るところでもあり、普段考えていて質問などができていないことや悩んでいることを質問してもらって回答する時間にした。事前に質問をもらって事務局側でシェアしていたんだけど、正直に言えば悩みの度合いが足りないかな。いろいろなことにもっと真剣に取り組んでいたら、もっと違った内容が出てくるはず。誰がということではなく、全体的に『夢中でやる』という部分が抜け落ちている世代なのかもしれない。でも、それじゃ意味が無いので参加しているんでしょ?って思いも話したかな。

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夜はちょっとだけ移動して、新年会的な食事会を実施。ウラさんチョイスのイタリアンはなかなかでした。そうそう、ウラさんの進行を見ていると1年前とは違うよね・・・と思ったのは僕だけじゃないはず。ウラさん、お疲れさまでした。