お正月の楽しみ
お正月の楽しみはやっぱりスポーツ。1日のサッカー天皇杯に始まり、2-3日の箱根駅伝、そして3日のライスボウル。昔は毎年、ライスボウルは見に行っていたのにな・・・と思いながらTVを眺めていた。ラグビーは圧倒的に社会人が強いけど、アメフトは分からないところが面白いところ。巧さではやっぱり社会人チームの方が上手だけど、乗ってしまったら学生チームの方が勢いがあるので、そのまま勝ってしまう可能性がある。
そもそもアメフトを見るようになったのは学生時代にオンワードのバイトをしていたので、その縁でドームでの試合を見たのが始まり。その時の試合はオンワードvsレナウンのパールボウル。アパレル対決と揶揄され、QBは同じ日大フェニックス出身の山田vs松岡。これで面白くないはずはなかった。更にスタート直後のキックオフをリターンしてそのままタッチダウンという波乱の幕開け。山田の長距離パスと松岡のダンスのようなランプレイはどちらも芸術的だった。それを支えるWR、TE、そしてラインのメンバー。花形のバックスに目が行きがちだが、ラインが強くなければバックスは動けない、ということが分かってくると更に面白さが増す。
今年のライスボウルを見ていて、前半はカイザースの良いところが出ていたが、後半はディアーズのような嫌らしさがなかなか出せずに攻撃が単純になってしまい、一方、ディアーズはジリジリとランと短いパスを組み合わせ、カイザースが躊躇すると長いパスを織り込み、最後は作戦勝ち、という結果になった。ここは経験で上回る社会人の巧さだろう。