ゆっくりとした変化を捉えるための定点観測

大掃除(と言いながらも、床のワックスがけ程度だけど)をしながら、ふと思ったのは『時間を要して変化するものは写真などで残しておいて定点観測した方がいい』ということ。よくオープン当初はお洒落な感じのお店だったのに、ずっとメンテナンスされていないため久しぶりに見るとちょっと老朽化して見えるお店がある。きっとお店の人は毎日見ているからその変化になかなか気付かないのかも知れないし、いざ改修しようとすると結構な金額がかかるために先延ばしにしているのか知れないが、お客の立場から見るとせっかくの良さが台無しになっていることが多い。

 

うちも3年半が過ぎ、モノも増えて当初よりはゴチャゴチャしているし、ましてや元気いっぱいの子供たちが動き回ればあちこち傷むのは仕方がないことだと思う。でも、毎日見慣れた風景の中で過ごしているために気付かないことを敢えて気付くような形にした方がいいかな、と思って何も無い状態に近い写真を撮ってみた。

DSC02506

TVとかが無いと随分とすっきりしている。

そしていつかは無くなってしまうかも知れない吹き抜け。うちのリビングの一番のお気に入りはこの吹き抜け。

DSC02507

子供たちが大きくなってもう一つ部屋が必要になるとこの吹き抜けは無くなるんだよな。曇りの日でも昼間はほとんど自然の光だけで十分なのはこの吹き抜けのおかげ。毎年、年末にはこうして同じ位置から写真を撮っていこう。