『本質を見抜く力を身につけ、言葉で表現する』 2nd mixbeat 第4回ワークショップ

20091004_01
mixbeat 2期生による第4回目のワークショップ。今回は大手町開催で、ウラさんの会社の会議室をお借りしての実施。
20091004_04
当番はたつ兄とチョキで、テーマは「会話の中で瞬時に似た例を自分の中から引き出し、他人にわかりやすく話す訓練をする」ということで、目的としては

  • 情報の本質を見抜く力をつけたい
  • 本質を見抜いた上で、分かりやすく人に伝える力をつけたい

ということから、クイズ形式で『たとえて、答えて』というオリジナルゲームをやってみた。
20091004_03
チーム分けした上で、個人戦という武道と同じような対戦形式で、お題を引いて答えていくというもの。今回はいろいろな理由から欠席者が多く、急遽、チーム編成やら対戦方式を変更するなどの対応があり、僕自身も参加者として参加させてもらった。正直、お題を見てから短時間(30秒)で「たとえ」という答えを出すのは予想以上に難しく、瞬間的に答えが出ないといくら考えてもほぼ無理。つまり、普段の蓄積と語彙力、経験にかなり左右される。また普段の生活の中で、別のものに置き換えて話す訓練をしていないとかなりハードルは高い。僕自身も狙いすぎたところもあって、ちょっと反省、というか『修行が足りないな』という感想。
20091004_10
多分、今回の内容に関しては公式サイトで内容がアップされると思うので、内容は控えて準備フェーズで感じたことをまとめておきたい。今回のような新しいゲームを考える際に重要なものは関係者の意識を常に統一しておく必要がある。そこで必要なことは

  • 使用する言葉の定義
  • ゲームルールの設計/設定

を明確にしておく必要がある。
ゲームルールの作成
これが明確に定義されていないと些細な齟齬が後々大きくなり、手戻りを発生させたり、堂々巡りを起こしてしまうことになりかねない。この部分が整理されれば、主催者側も意識が統一でき、対象者に説明する際にも必要箇所が明確になる。それから総括の際にも話した内容でもあるが、分かりにくい内容を伝える時には紙の資料と話で説明するのではなく、実際に模範演技をしながら説明する、あるいは事前にビデオなどで撮影しておいてそれを説明に利用することで短時間に複雑なことを説明できるので時間短縮にも役立つ。また事前にビデオに撮影することで実施時間の検証や課題の洗い出しにも活用できる。今時はケータイでも動画が撮影でき、結構な解像度で利用できるので手元にある機器でも十分な準備が可能である。
mixbeat全体で考えると実施した経験が知見として蓄積されつつあり、随時ドキュメントとしてのアウトプットが出来上がってくると結構な成果になるのではないだろうか。この辺は昨年よりも大きく前進している部分。2期生は大変かも知れないけど、それが自分たちの血肉になると思って頑張って欲しい。次回は僕も担当なので、塾生と同じ気持ちで取り組もう、と思っている。

おまけで、今日のお弁当。
20091004_0720091004_08