まずは利用してもらうことを優先しようよ

今日は一日中、『あれ?』の日だった。
まずは朝、ケータイでFXのポジションを確認しようとマネックスのサイトにアクセスしてFX PLUSにいくと確認書類を確認しないとFXの画面にいけないように設定されていて、更にこの確認書類はPCからでないとチェックできないようになっていた。FXってリアルタイムだから意味があるのにPCじゃないとチェックできない仕様は根本的に変な気がする。Webとメールを連動させるとか、ケータイ用に確認文書を用意するとか工夫はいくらでもできるのに・・・。ちなみにこのPCサイトはシングルサインオンを売りにしているけど、全くユーザビリティが悪い。
電車の中でJRの中吊りを見ると、Suica x JR系ホテルの広告で『ホテルでも利用できます』って書いてある。まずSuicaに10,000円以上チャージしている人って少ないんじゃないのかな?僕は5,000円単位でチャージしているけど、少なくとも10,000円になることはない。ってことは、宿泊費を払えないし、Suicaで払う意味がない。JR系のホテルならばViewカードで払えば良いんじゃないの?
次にJR系広告第二弾。モバイルSuicaのチャージが少なくなっていたので、朝、歯磨きしながらチャージした、という画の広告。モバイルSuicaなら、改札を入ってから電車の中でもチャージできるのがメリットではないのだろうか。それにカード型と違って、アプリでいつでも残額がチェックできるので、わざわざ歯磨き中にチャージするシーンは無いと思う。少なくても僕の中では『無い』シチュエーション。『どこでもチャージ』できることを訴求するのであれば、いくらでも違うシチュエーションがあるんじゃないのかな。
最近、セブンイレブンを利用するシーンが多かったので、モバイルnanacoをケータイにダウンロードして登録をしてみました。Webでチャージ方法を事前にチェックしておけば良かったんだけど、カードを事前登録するこのカードがアイワイカードしかダメなんですね。ちなみに僕は持っていません。持っていない人はIY系の店頭かセブンイレブンのATMにてチャージができます、とWebには記載されているんだけど、セブンイレブンに行ってATMにケータイかざしてチャージし、レジのPOSにケータイをかざす姿を考えると間抜けに思える。電子マネーのケータイアプリの良さはいつでもチャージできることと財布の中にカードを増やさないことなのに、逆行している。
みんな顧客目線を忘れてるんじゃないのかな。目的は利用してもらうことのはずなのに、どんどん使いにくくしている。これって難しいことじゃないはずなのに・・・。