brightkiteの魅力

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ちょっと前のブログでソーシャルメディアに触れたけど、今日は「brightkiteの魅力」としてフォーカスして考えてみたい。

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Twitterと連携するような形でbrightkiteを利用している。つまりbrightkiteでpostしたものは自動的にTwitterにpostされる連携をとっている。だから僕のpostするものはbrightkiteを見ていても、Twitterを見ていても分かるわけである。brightkiteで繋がった人とTwitterで繋がった人には微妙に違いがある。これは僕にとってなので、すべての人が・・・・というわけではないが、brightkiteで繋がった人の方がお互いの距離が近い。これはお互いにpostする情報の中に位置情報が含まれることが重要な役割をしていると考えている。
ちょっと話がそれるが、mixbeatを始める前、初めて河野さんと会って話をした時に話題にした部分でもあるけど、お互いの距離感は「時間の共有」か「空間の共有」が大きく影響を及ぼす、そのためにワークショップなどで時間/空間の共有を実施することで信頼関係が築けるのではないか、という考えを話した。実は位置情報を同時にpostするということは擬似的に空間の共有を実現しているような気がする。実際に繋がっている人は、利用沿線、実家の近く、会社のそば、土地勘があるエリアなどお互いに話題にできる共通項があるためにコミュニケーションがしやすい。
サービスそのものを見てみると、位置情報、写真、テキスト、リアルタイム、メール/SMSを利用した通知が1つのサービス内で実現できている部分が大きい。Twitterでも写真や音声が送れるが、本家のサービスではなく、連携して実現できているため、TL上にすべてが表現されているわけではない。brightkiteであれば、1つのpostでこれらを同時に実現している。
そしてサービス提供しているbrightkiteがiPhoneアプリを提供していることが大きい。iPhone専用にアプリが作られているため、iPhoneの良さを十分に加味した作りになっており、Web版と全く違和感がない。逆にiPhoneがおかげで、brightkiteが存在しているといっても過言ではない。
課題もまだまだあり、位置情報が曖昧だったり、プロットしたい店や場所の情報が不足していたり、と改善のポイントはある。が、コミュニケーションとは何ぞや、を考えるとポイントを押さえたサービスであり、強力なサポーターが付く形になっていると思う。