ブックオフオンラインさんの秘密(?) その2

昨日の続きで本当に書きたかったところはここから。
ブックオフオンラインさんの本の仕入れは「宅本便」という形で倉庫に送られて来ます。そのため、街のブックオフさんに比べて一度にたくさんの本が持ち込まれる形になります。一日に届くボリュームも本当にスゴイ量です(実際には聞いたんですが、企業秘密かも知れないので想像してください)。そのため、すべての本がブックオフオンラインさんの在庫になるわけではなく、街のブックオフさん向けにブックオフロジスティクス(同じ倉庫内にあります)というグループ会社さんにも本が渡ります。通常はここから各街のブックオフさんに配送されるわけですが、必ずしも国内のブックオフさんに行くだけではない、とのこと。ご存じの方もいると思うけど、海外にもブックオフさんの店舗はあります。そこに送られるのです。その証拠に、ロサンゼルス向け。
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次はパリ向け。
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もっと面白かったのが、新規店舗向けの対応。当然ながら、新規に店舗を出すためには初期在庫が必要で、その供給元がここ。で、単純に送るだけではなく、実際の店舗と同じように棚割されて、そこにセットして検証をするそうです。つまり新店舗の状況に応じて実際に棚に格納した上で、その本を段ボールに詰めて発送する方法を採っている。これで、現場でスペースが空いてしまっている、あるいはあまってしまった、という状況にはならず、更に段ボールに詰められている状態で店舗の棚にセットすることでそのままレイアウトできてしまうため、短時間で店舗内準備が完了する。う〜ん、賢い!
実際にこんな感じで作業されています。
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ここは何度見ても楽しいし、新たな発見がある。長時間に渡り、くだらない質問にもお付き合いいただいたマーケティング部の広瀬さん、本当にありがとうございました。