自転車に乗って、今日の出会い「ハービー・山口氏の写真展」

昨日のいいイメージがあったので、今日も自転車に乗ることを決意。まずは朝からデニーズに行ってモーニングセットを頼む。洗濯物を干したら、出発準備。今日は逆方向に。
多摩水道橋を渡って、川崎側を川崎方面に向かって進む。特にアテがあるわけではないので、辛くない程度で汗を流せればいいかな、ぐらいの気持ちで走っていた。丸子橋手前の右側にある等々力緑地は行ったことが無かったので、休憩のつもりで寄ってみた。自転車置き場に留めて、水分補給する。

競技場とかの他に川崎市の市民ミュージアムがあるとのことだったので、汗臭い格好のままミュージアムに行ってみた。

有料の展示施設と無料の展示施設があったけど、これも何かの「縁」と思って有料のハービー・山口氏の写真展を覗いてみた。これが本当にはまった。

元々、若い頃からモノクロの写真は好きで原宿とか青山でモノクロのポストカードとかを買っていた経緯もあり、偶然とはいえ、鳥肌が立ちっぱなしでした。ちょうど入口脇にモニターでスライドショウ的に流している場所があって、そこに15分ぐらい釘付けになってしまった。それもアーティストを撮影したものじゃなく、普通の人たちの一瞬を捉えた写真がすごい。言葉が聞こえてくるような錯覚を覚える。で、実際に写真を見てみると、写真も感動するんだけど、写真の間にあるメッセージがこれまたすごいんだよね。そのうちの一つ。

メトロで偶然であったジョー・ストラマー（ザ・クラッシュのボーカル）に「写真を撮っても良いですか？」と声をかけた。その時のジョーの言葉。
「撮りたいものはすべて撮るんだ、それがパンクなんだ」

こういうメッセージがいくつもあって涙腺がヤバくなってしまった。この写真展は今度の日曜日までなので、気になる方は是非。
十二分に写真展を堪能した後は、丸子橋を渡って、大田区/世田谷区側を走って帰ることに。こちらはサイクリングロードが無い。そのため、車と一緒になって走らないといけないので、楽しみながら・・・・という感じじゃない。でも、今日の写真展は大きな収穫だった。荷物になることを避けるために写真集を買わなかったので、後で探さないと・・・。