これからの仕事スタイル ユニットという仕組み

linker

6杯目:Podcastの大先輩、境祐司さんに訊く!

Twitterで繋がったlinkerの皆さんのpodcastをまとめて聴いてみた(結構ボリュームがあります)。最新のpodcastは境さんとの対談。境さん自身も「日刊徒然音声雑記」というpodcastを配信していて、僕は結構楽しみにしています。いろいろな実験をしながら、その結果をそれぞれの形でPOSTしていて、非常に参考になる。
話を元に戻すとlinkerの皆さんはそれぞれフリーでWebデザイナーの仕事をされているとのことで、プラスlinkerというユニットで仕事を始めている。他の仕事もそうだけど、一人でやっている時にはある意味、自分が理解できれば設計書もクセも関係ないけど、複数人で仕事をするようになるとやはりルールが必要になる。そのためにフレームワークやタスク管理が必要になり、プロジェクトの規模が大きくなればプロジェクト管理も必要になってくる。特に同じ会社内で仕事をしているわけではない環境では、如何に円滑にコミュニケーションしていくかが大きなポイントになるだろう。ネットやいろいろなサービス、ツールが存在していて利用するインフラはあっても、原始的な部分では変わらない。そう考えるとpodcastの中で、「どんなサービスやツールを使っているか」、「情報収集はどうしているのか」といった普段の会話のような話をしているが、そういう些細なことをお互いに確認しあうことは非常に必要なこともであり、「podcast用に録音している」環境での会話は非常に印象に残るというか、脳にインプットされやすいのではないか。
Webの世界もデザインとプログラムスキルの両方が必要で、仕組みも段々複雑化していく中ではそれぞれの得意な部分を統合しながらアウトプットしていく流れなので、今後はlinkerのような仕事のスタイルの人たちも増えていくだろう。一方では、Webの世界だけではなく、それぞれの業界の仕事も同じようなスタイルで仕事をこなしていくことが増えていくのではないか。そういう意味でもlinkerの皆さんのような先駆者の人たちにはうまくいって欲しい。