うちの本棚にある唯一のコミック「GTroman」

GTロマン 1 (ヤングジャンプコミックス)

GTロマン 1 (ヤングジャンプコミックス)

近頃は「エンゼルバンク」だけはお気に入りで、これだけは読んでる。昔はコミックも揃えていたりしていたけど(本当に若い頃の話だけど)、引っ越しの度に間引いていって、今はこの「GTroman」だけが健在。ちなみに復刻版ではなく、初期版で全巻揃っている。今でもよく読みますね。僕の本棚には好きな作家の文庫(好きな作家のものはほぼ揃っている感じ)とマーケティングとかビジネス系の単行本があって、唯一同じように「GTroman」が収まっている。
随分と昔のコミックなので、何巻だったかに新しいGT-Rを買おうとするシーンが出てくる。それはBNR32なので、今見れば「クラシック」の部類に入るかも知れない。主人公のカフェロマンのマスター沢木氏の愛車はPGC10のRである。通称ハコスカ。その後にケンメリのRが出た後はしばらくスカイラインにとって不幸な時代を迎える。R30では当時の最強エンジンFJ20を積んだRSが登場したが、サイドの赤バッジはRSで、決して「GT」にはならなかった。やっぱり4気筒というのがあったからかも知れない。その後のR31の後期にはGTS-Rという何とも中途半端な車種が発売される。満を持して発表されたのがR32で、BNR32として「GT-R」が復活する。でも僕の中ではBNR32GT-Rかも知れないけど、スカイラインじゃない、という思いがあり、結局、R32のGTS-t TypeMを買った。スカイラインの定義は

で、当時のムック本に桜井眞一郎も同様のコメントをしていた。このR32はお金掛かっていましたね。純正フルエアロに前後ストラットタワーバー、オーディオはADDZESTのマルチを組んで6個のスピーカーは独立した6個のアンプでドライブするようにしていた。納車になった次の日にはHKSに行ってマフラー交換し、助手席に純正マフラーを乗せて帰ってきたんだった。
このGTromanに出てくる「エンスー」な人に比べれば子供のような感じだけど、今でもこのコミックを読むと話の楽しさと当時の思い出がシンクロする。今日は何巻を読もうかな。