「本を読む」という行為

名古屋ライフハック研究会Vol.2 「読書ハックス」に沢山のアイデアが集まった Ko's Style

コウスケさんのブログを読んでいて、ふと思ったので今日はこの話題で。
僕はそれなりに本は読む方がだと思う(大体、年間200冊ぐらい)。かと言って、子供の頃から本が好きだったかと言えばその逆で、夏休みなどの長期休暇の宿題で読書感想文が一番嫌いだった(冬休みは書き初めが一番嫌いだったけど)。高校や大学でも雑誌は結構買い漁っていたけど、「読む系」はそれほどでも無かった。強いて言えば、片岡義男をほとんど読んだぐらい。社会人になってから暫くしてから友人の子供時代の話を聞いて、年間50冊にチャレンジしてクリアしたぐらいからどんどん読めるようになった。翌年は100冊、その次の年は150冊ぐらいだったかな。最初は数を目標にしていたけど、段々とその価値がシフトしていったことが大きい。それは友人たちと食事をしたり、お酒を飲む時の話題として最近読んだ本を題材にどう感じたかを話す。酒の席だとその場は覚えていても翌日は曖昧になってしまうことが多いことから、翌日にリマインドのメールをすることが多くなり、これがやや面倒になったことからブログに同じようなことをするようになった。
本を読むことは「インプット」であり、人に話したり、ブログに書いたりすることが「アウトプット」、そしてアウトプットに対して同意や反対意見をもらう「フィードバック」があって本当に自分にものになると思う(足りない部分は更に調べたり、追加で本を読んだりするので)。こういうプロセスが自然になると本を読むことも苦にならなくなり、知識は格段に増加する。重要なことは本をたくさん読むという行為ではなく、それをどう活用できるか、ということがポイントなので。
実際に僕が過去に利用したことがあるのは以下のようなものがある。

よく同じ本を2度買ってしまうことがあったので、それを避けるために管理するようにした。特に気に入った作家の本を買い続けるとこれが発生する。

ブログに公開する前に自分用の備忘録として読んだ後には何からのコメントを残すようにした。友人たちにメールする時にはここをコピペすると楽だったので・・・。

何か気になる本を見つけた時にはRTMに記録するようにして、本屋でチェックする。

基本的にはRTMと同じ使い方。RTMよりもケータイでの利便性が高かったのでRTMからこちらに乗り換えた。

今はiPhoneを携帯してることがほとんどなので、

  1. 友人のお薦めなどはその場で写真に撮る。
  2. Web上で気になった本はRTMEvernoteにメモする。
  3. それから大きな本屋に行った時は普段行かない棚の列を歩いてアフォーダンスに任せる。
  4. 図書館を積極的に利用する。

これは本屋と違って、出版社や話題、時系列関係なしに並べられているので興味の対象から新しい作家を発掘するとか、テーマ軸に本を選ぶことに向いている。ただし、借りた本は手元に残らないので途中で重要と感じたら、読むのを辞めて購入に切り替える。
今の課題は本の置き場かな。だいぶ溢れ出してきた。。。。