たまには仕事の話題で

今日の昼間には「なかのひと」、「うごくひと」を運営している株式会社ユーザーローカルの伊藤さんのところにお邪魔した。伊藤さんとは高校が一緒で(歳は違いますが)、彼が楽天にいた時にそれが判明。そう考えると8-9年振りの再会。人間不思議なもので、同級生でなくても同じ学校出身や同じ会社で仕事をしたことがあると非常に親近感がわく。つまり同一の空間か同一の時間を一緒に過ごすことをお互いの距離感が縮まるのではないか、という仮説があり、それがベースとなって「mixbeat」をラボ的に見ている。
話を元に戻すと、伊藤さんのところが提供しはじめているサービスと僕がいる会社の分析サービスは親和性が高いのではないか、という考えがあり、今後、マーケティングレベルから協業の検討をしていこう、という話になった。僕の今の仕事は基本的に過去のデータから「事実」を見つけ出し、知見を出して、次の打ち手に利用する。一方では、精度は別にして何かしらの努力である部分を強化した場合、どれぐらいの着地点になるのかを予測したい、というニーズが非常に多くなってきており、そのニーズに応えるためにも過去の「事実」だけに拘り過ぎない方が良さそうだ。そんなこともあって、新しい分野の技術やサービスにもアンテナをはっている。
伊藤さんのところのビジネスも順調のようで、何より。仕事からちょっと離れた部分でのブレストが大きなヒントになった。インターネット普及、ネットのブロードバンド化、そしてその中のユーザ動向を見てきた彼の印象としては、最近のサイトはPVが多いサイトと限られた人しか訪れないサイトの二極化が進んでいて、そこそこのPV数を稼いでいるサイトがあまり存在しない、という意見である。言われてみればそんな気がするし、実際によく見るサイトはそれこそamazonなどのサイトで、それ以外は趣味の世界のサイトでほぼ個人のブログのようなサイトがほとんど。これらはマスをターゲットにしていなから、PV数も気にしていない。広告がほとんどのようなブログサイトは見ないし・・・・。結構、重要なポイントじゃないかな。