「ハンバーガーの教訓」 原田泳幸
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21)
- 作者: 原田泳幸
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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いろいろな人に「なぜ、マクドナルドに行くのか」と聞くと、あまりポジティブな回答は得られない。「味を期待しているわけではない」、「値段が安いから」、「いろいろなところにあるから」などが多く、同業の中で「味」を軸に聞くと、モスバーガーやフレッシュネスバーガーと答える人が多い。でも、価格やスピード、いろいろなところで手に入る、といった安定感はモスやフレッシュネスにはない。確かマクドナルドの年間来客数は10億人を超える数だったと思う。つまり国民1人あたり約10回/年行っている計算である。ちなみに僕の場合は平均2回/週ぐらいかな。
この本はマクドナルドの話という狭義の話題ではなく、非常に多くの「気づき」を与えてくれる。今回は30ピトぐらいです(分かる人には分かるよね)。