日帰り名古屋

今日は日帰り名古屋で、7時半過ぎの新幹線でした。名古屋駅では何人も羽織袴の女の子たちを見かけ、「24日だから卒業式なのか・・・」と改めて日付を気にしたような感じ。どうも最近は目の前のことを集中しすぎて、全体のバランスを失っているかも知れないな。
今回の出張はとあるプロジェクトの最終報告で、分析結果のレビュー。正直、それほど目新しさが出なかった分析結果だったけど、重要なことは報告の仕方、というか報告してお客様が納得されて、初めてプロジェクト完了、ということを感じた。このプロジェクトは内容の割には結構時間を要した内容で、途中、「何を導き出せたらお客様に響くか」を結構真面目に考えた案件でもある。もはや分析することだけにはほぼ価値が無く、分析結果からお客様が気付いていない知見を発見するか、マーケティング的に次なる打ち手のヒントになるぐらいの裏付けが出せないと意味がない。一方では、お客様の方が業界や業務のプロである以上、生半可なコメントは失笑を買うどころか相手にされなくなる。分析手法には作法や標準的な手法があっても、この先は本当に真剣に考えられるかにかかっている。そう、聞いた話や過去の事例の模倣では僕らの仕事は完了しない。そう考えると自分自身が諦めたら作業は終わるけど、仕事にならない。
半年後ぐらいに同じお客様の経過分析をしてみたいと本気で思った。ちょっとばかり癖のある社長のキャラクターにも興味を持ち始めたところだし・・・・。