自転車で砧公園&世田ヶ谷清掃工場

天気も良いが花粉もつらい中、世田ヶ谷清掃工場見学に出かける。そろそろ花粉のシーズンも終盤のはずなんだけど、もう少しの辛抱かな・・・・。世田ヶ谷清掃工場は砧公園の隣にあるので、ちょっと早めに家を出て、砧公園でランチ。公園まではみんなで自転車を利用して、途中から智晴の同級生とそのお母さんも一緒に。公園でおにぎりを食べた後は子供たちがみんなで遊び始めたので、ちょっと園内を散歩してみた。さすがに桜の開花にはまだ早かったけど、準備はもう整った感じで「あと少しだよ」と聞こえてきそうな表情だった。で、1枚。
砧公園の桜
公園の中には世田ヶ谷美術館も併設されているので、こちらはiPhoneのToy Cameraで撮ってみた。
Setagaya Museum
Horse and Couger
13時半少し前に自転車ごと清掃工場へ移し、まずはビデオで概要説明。ビデオが終わると早速、見学コースを案内してもらった。ちょうど収集車が入ってきたので、中からこみバンカに落とすところを見ることができた。車そのものがこのごみバンカに落ちないように車止めの他に中に電柱を横にしたような柱を設けて安全を確保しているとのこと。それにいろいろな部分で工夫されていて、

  • 入口と出口を分けてワンウェイで進むようにしている
  • ゲートはセンサーを利用して自動開閉する(においがもれないように)
  • ゲート部分にはエアーカーテンのような仕組みがあり、これもにおいがもれないように、との配慮から

この世田ヶ谷清掃工場はかなり近代化されており、ほとんどは自動制御で処理をされていて人間はコントロールルームで各種のモニタで状況を確認している。ちょっとSFっぽい。その後も細かく説明してもらった。
世田ヶ谷清掃工場_3
今日の見学で思ったことは、

  • 予想以上に焼却施設はコンパクトである

外観は大きいもののごみ収納施設(?)や処理施設(においをほぼ無くすことや最終処理サイズを小さくする)など関連部分が多くを占めている。

  • 見学コースに廊下に実サイズのものを表現

こういう工夫はすごく大事である。話を聞いて、実際に見てみても離れて場所からそれも全体が大きいものを見ると現実感が薄いが、実際に足もとや目の前のものでサイジングされると現実感が増す。で、こんな感じ。
世田ヶ谷清掃工場_4
ここの特徴としてはごみを「溶解スラグ」と呼ばれる再利用材料に変化させること。写真には撮ってこなかったけど、無害化されているのでコンクリートと一緒に利用したり、道路舗装溶材として利用しているとのこと。子供には楽しいところじゃないけど、大人は結構勉強になります。