発想力のシーズ
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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資料もほぼほぼ準備ができたので、気分転換で「エンゼルバンク」をちょっと読んだ。普段は会社の近所のラーメン屋でよく読むんだけど、結構好きな作品。ちょうど最初の部分(何で「エンゼルバンク」なのか)を読んでいなかったので、1-2巻を読んだ。急に思い出したのが、中学時代のこと。当時、今のようなCD(当時はレコードですが)レンタルなどはほとんどなかったし、お小遣いも限られていたので仲間数人で出資金(といっても、毎月500円程度)を募って共同でLPを買い、僕らはテープにコピーして(これは違法ですね、ごめんなさい)それを聴き、元のLPは他の人に若干価格を下げて売却する。レコードに傷を付けないよう気をつけて扱っていたし、売却先の人はほぼ新品を格安で手に入る。更に店のポイントが貯まるので、数ヶ月に一回は売却できないようなアーティストの作品も購入することができる。こんなことを中学生の時にしていて、なかには出資金も嫌だし、レコードもいらないけどテープは欲しい、というワガママなヤツもいて、そういうやつにはディスカウントショップで安くテープを仕入れ、コピーをして、そのテープを売ったりしていた。エンゼルバンク同様に売り手と買い手のマッチングができれば、自分のお小遣いの一部をレバレッジして目的のものを手に入れることをやっていたわけである。ネタとしては褒められたことではないけど、「こうすればうまくいく」という皮膚感覚はその時には持っていた気がする。
今は親の立場で考えると、僕の子供が同様のことをしたらどう思うのだろうか。きっと合法的にできないかをよく考えてみなさい、と答えるかな。。。。