mixbeat 第8回ワークショップ

今月のmixbeatワークショップでは自分たちが常識と思っていることと世間の常識(と言われていること)のギャップを実際に調べてみよう、という観点からウガワくんとカッチューの担当で(担当事務局は河野さん)ワークショップを実施。そのままでは面白くないだろう、ということで、かつてTBS系で放送されていた「クイズ100人に聞きました」形式で行われた。事前にアンケートを各メンバーに依頼して数百名規模のデータを集め、集計したものを今回のワークショップに使用し、更に臨場感を出すためにかなりの部分を作り込みでオリジナルに合わせてきた(この辺はすごい思い入れを感じる)。
実際の様子はこんな感じで(河野さんのスーツ姿を初めて見た!)。
第8回mixbeatワークショップ1
第8回mixbeatワークショップ2
これ自体はお遊び色が強かったが、仕込みはこれだけではなく、各種公的な指標と各人が集めたデータを比較して相対化したことが今回の大きなポイントだ。公的な指標を「平凡」と位置づけ、本人と本人を経由して集めたれた友人のデータをそれぞれ数値化し、「平凡度」を出した。一番平凡度が高かった「ニッソ」と逆に低かった「オペロン」を別室に隔離し、その他のメンバーはその後のインタビューを通して、「なぜこのような結果が出たのか」を解き明かした。僕ら(ウラさん、天野っち)のチームは仮説出しから質問項目を設定し、一応、仮説が破綻した場合のシナリオも準備した。実際にインタビューでは仮説とは違い、二人の回答に差がほとんど無かった。強いて言えば、子供時代〜成長期に於ける環境の違い(ここが大きいと思われるが)とオペロンは「普通に見られたくない」という考えが強かったぐらい。年齢も違うため、まだまだ「周りの目」を気にする時代を過ごしたニッソと「個」の主張ができるようになった時代を過ごしたオペロンの差はあった気がする。ここは個人的にも興味がある部分なので、継続して考えていきたい。
第8回mixbeatワークショップ3
第8回mixbeatワークショップ4
最後のまとめでは、自分が常識と思っていることを疑ってみる、という考え方が提示された。今回のテーマは非常に面白く、まだまだ奥深い分野。もう年齢などで括ったアプローチは通用しないことのちょっとした証明でもあった。ウガワくん、カッチュー、河野さん、お疲れさまでした。