たった一人のオーディエンスのために

今日はたった一人のオーディエンスのために書きます。今日は久しぶりの友人二人との会食でした(城野さんご馳走さまでした)。城野さんとは僕がfusionOneという会社にいる時に出資の件でやり取りを始めてからのお付き合い。当時、城野さんはNYにいらして、電話越しに出資のための条件や時期をお互いにディスカッションしました。電話会議が当たり前の海外と違い、ずっと日本で過ごしている僕にとっては非常に斬新だったので今でも映像で覚えています。
もう一人の友人はそのfuisonOneで一緒に仕事をする前から一緒にプロジェクトを進めていた仲間で、当時はどちらかと言えば「とっつきにくい」タイプだったけど、当時の僕が担当した最大のプロジェクトでは彼の存在は非常に大きかった(地味な分野を担当しており、それほど陽の目を見ずに過ごしてきたけどね)。その後も半定期的にご飯を食べながら近況を話すような機会があり、そんな中で彼は努力と結果があまり結びつかない仕事をし続けていた。彼にもいろいろ課題はあったにしても、彼の良さを理解してしてくれる人と一緒に仕事をすることが必要だよね、と何度か話をしたことがあった。
これはたまたまだけど、城野さんとの縁で彼を紹介するチャンスがあり、僕としては友人二人に「ニュートラルに判断して、良かったら一緒にやったら・・・・」というメッセージを送り、結果、一緒に仕事をすることになった。僕という存在が目の前を曇らせては意味がないので、少し距離を置いたところから「0(ゼロ)」を意識して二人と接していた時期もあった。でもお互いに感じるものがあったのでしょう。
名前を出していない僕の友人は自分を表現するのが苦手だからこの後もきっと誤解されることをあると思う。でもゆっくりでもいいから自分の中で消化して、自分自身の判断が良かった、と自分で自分を褒めてあげてください。そのための努力は必要。だから出し惜しみせずに、自分で限界を決めず、チャレンジしてみてください。僕も面と向かって言いにくいから、こうして書いてみました。ちょっと遅い就職祝いとして。